走行3万km前後なんて、これを逃したらもう出てこないかも!?
インパネは406セダンと共通のもの。写真の左ハンドルのほかに、右ハンドル仕様も正規輸入されていました |
個人的にはCピラーとリアウインドウの関係が好きです。まさにフェラーリかのごとくリアウインドウとCピラーが角度を変えてそれぞれボディに接地します。ベースとなった406セダンの面影は、インパネ部分のみに残されている感じです。
ちなみにプジョー初となったプロジェクターヘッドライトと格納式ヘッドライトウォッシャーが備わっていたり、リアのトレッドが35mm広げられていたり、フロントにブレンボ製の4ピストンキャリパーが奢られていたり、シートもピニンファリーナ×レカロ製であるなど、デザイン以外にもベースである406セダンとの違いがいくつもあります。
フルレザーシートはピニンファリーナとレカロの共作となるスポーツシート。フロントは電動パワーシートで、ヒートシーターも備わっています。リアは左右一人ずつの専用シート。そのため乗員定数は4人です |
さて、そんなプジョー406クーペの3万km前後の中古車が120万~150万円で手に入るって、どう考えてもおいしいことじゃないですか? ピニンファリーナで生産されていた、皆が美しいと認めるクーペで、しかもまだ3万km前後。そんな中古車、もう当分出てこないでしょう。熟れる時期というのは、それぞれです。この車の場合、まさに今というだけです。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。一度、探してみてはいかがでしょう。
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