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A6は100万円以下でクワトロが正解(2ページ目)

年式相応とはいえ、旧型アウディA6のクワトロモデルが100万円以下で十分狙えるようになっています。これからのシーズン、おしゃれにゲレンデに向かうならかなりオススメの一台です。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

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欧州車風味なのは見た目だけでなく、走りの味も、何もかも!

アウディA6  インパネ
もちろんウッド“調”ではなく本木目がふんだんにあしらわれたインテリア。多数の照明が緻密な計算のもと配されて夜間走行の安全性だけでなく、車内の雰囲気も快適になった、とメーカー側は自慢しています
スキー台を登れるほどの性能を引き出しているのは、もちろんアウディ自慢のクワトロ、つまり4WDシステムです。これからのウインターシーズンにこれほど心強い用心棒はいません。しかも、SUVのように「どこでも走りまっせ!」的な顔どころか「あら、雪道だわ、嫌だわ」なんて顔をしながら、しれーっと走れる美しいサルーンだというのもポイント。ゲレンデにA6が止まっていると「やるじゃん」と思われることでしょう。

さらに言えば、日本の道路は本来4WDが合っているのかも知れません。雪道以外にも、山々を駆け抜けるワインディング、枯葉が敷きつめられた濡れた道、雨の高速道路…。こんな時、2輪でグリップするより4輪のほうが当然スタビリティは高くなります。

アウディA6  シート
シートは標準が美しいベロア調。多くの中古車が本革シートですが、ベロア調のシートは「お金に余裕がある人」的に思われそう
4WDということで「その分重いから燃費が悪いんでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、同時期のBMW528iが7.9km/L、MベンツのE240が9.2km/Lに対して、2.8クワトロが9.0km/L(2.4クワトロは不明)。どうです? 先ほど述べたアルミニウムの多用などによる軽量化がここで生きてくるんです。

現行A6はフロントグリルが、他のアウディ車同様シングルフレームとなっていますから、それを知っている人であれば旧型かどうかはわかります。しかし、あの大きな口のシングルフレーム、もう慣れたとはいえ、旧型のこの知的なシンプルさのほうが好きだという人も多いはず(私もそう)。年式相応とはいえ、そんな500万円以上した車がもう100万円以下から選べるのですから、うれしいことです。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。100万円で十分あなたの生活を彩る一台が見つかります。一度、探してみててはいかがでしょう。

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