低燃費でまだ4年落ちなのに、もう新車時の半額以下

気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はVWパサート/パサートヴァリアント(旧型)をご紹介したいと思います。

VWパサートundefinedフロント

正直知名度は低いパサート/パサートヴァリアントですが、その分現行モデルと同じテイストのこの外観を見て「これは旧型だね」と言える人は極端に少ないはず。その意味でも走行距離の少ない旧型がオススメです


VWといえば件のディーゼル問題で世界中を騒がせていますが、安心してください、この車はガソリンエンジンです。そもそもディーゼル問題も、エンジンではなく有害物質除去装置のソフトウェアが改ざんされたのであって、エンジンに罪はないのですが。

旧型のパサート(セダン)/パサートヴァリアント(ワゴン)のデビューは2011年5月。実は7代目を襲名したこの車、その改良内容自体は6代目のビッグマイナーチェンジと言えます。骨格など基本構造は6代目と同じなんです。ですので、よりお買い得なパサート/パサートヴァリアントを求めるなら6代目がオススメ。

では何が6代目と違うのかというと、大きな変更点はエンジンです。6代目が1.8Lや2L、最上級モデルには3.2Lのエンジンを用意したのに対し、7代目は1.4L。「え、たったそれだけの排気量で大丈夫?」と思われるかも知れませんが、これがホントに大丈夫。

いわゆるダウンサイジングターボというやつです。1.4直噴エンジンにターボを備え、2L自然吸気エンジンに匹敵する200Nmの最大トルクをわずか1500rpmから発揮し、4000rpmまで持続します。

VWパサートヴァリアントundefinedリア

ヘッドライトにLEDのポジションランプ、リアブレーキランプにLEDが採用されています。省電力なだけでなく、LEDはここ最近の技術だけに、その光が「新しい車」感を演出してくれることにもなります


この1.4Lターボエンジンに組み合わされるミッションは2ペダルMTの7速DSG。6速ATまたは6速DSGだった6代目より1速増えたことになります。さらにアイドリングストップ機構を備えて、10・15モード燃費は18.4km/L。6代目の10.6km/L(1.8Lターボ)と比べると約1.7倍も向上しています。

繰り返しますが、世間を騒がしている問題点はディーゼルエンジン搭載車に積まれている有害物質除去装置です。ガソリン車の燃費は他社の10・15モード燃費同様に受け取って大丈夫でしょう。

さて、それがいくらから狙えるのか。走行距離5万km以下で修復なしを調べてみると、原稿執筆時点でのパサートの最安値は139.9万円(2011年式/3.4万km)。パサートヴァリアントは149.9万円(2011年/4.5万km)。

新車時価格はパサートが324万円、パサートヴァリアントが346万円ですから、どちらも十分新車時の半額以下です。こうなると6代目との価格差も小さいですし、十分お買い得感があります。

車格も装備でもこの価格から狙えるセダンやワゴンはなかなかありません。次ページで詳しく見ていきましょう。