ミニがついに100万円で選びやすくなった！(2ページ目)

ボディカラーも豊富、走行距離は5万km前後

今なお斬新なインパネは、現行モデルより個性的。タコメーターはステアリングの上、大きなスピードメーターはインパネ中央に鎮座しています

実は、こうして熱弁を振るう私自身、今年の4月頃に一度真剣に購入を検討したことがあるのです。結局諸事情で別のクルマになってしまいましたが、スタイルはもちろん、その走りの楽しさに惚れ込んでいました。その楽しさは後ほど述べますが、とにかくその時点では、100万円を切るミニは修復歴のあるものがほとんどで、選ぶとなると150万円近くは用意する必要がありました。それが半年でようやく100万円を切ってきたのです。これは当時より現行ミニの中古車が数多く出回るようになってきたから、それに押されるように値が下がったのです。確かに、あの頃は現行ミニの中古車はほとんどありませんでしたから。

原稿執筆時で、修復歴なしの100万円以下は10台。いずれも02年式ですが、走行距離は3.6万km～7.1万km。ボディカラーはイエロー、シルバー、レッド、ワインレッド、薄いグリーンと各種あります。グレードはワンが多く、ほとんどがCVT車ですが5MT車もあります。ワンは確かに一番下のグレードですが、私としてはワンが一番のオススメです。同じようにワンを勧める同業者も結構います。旧型自体、現行モデルと比べるとそれこそ初代ミニのように、ゴーカート気分たっぷりのやんちゃな乗り物ですが、３つのグレードの中ではワンが一番乗り心地がいいと思います。ワインディングではしっとりしなやかに、気持ちよく曲がってくれます。ちなみに私は渋滞時に楽がしたいのでCVTが欲しかったです。で、CVTでも十分箱根路を楽しめました。

100万円以下でもボディカラーは豊富。またアフターパーツも豊富なため、購入後自分好みに仕上げていく楽しみもあります

さらに、アフターパーツが豊富なのもミニのいいところ。アルミやマフラーだけでなく、エアロパーツやシート、サスペンションにバネ…100万円以下で買って、購入後に自分好みの一台に少しずつ仕上げていく楽しみもある一台と言えます。

…なんて書いていたら「半年待てばよかったな」と後悔してきた私。イエローのワンを狙っていたのですが…。

とにかく100万円以下の旧型ミニはコストパフォーマンス抜群。人によっては120万でも「抜群！」と感じるかもしれません。こんな風に、相場は日々移ろいますが、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも探してみててはいかがでしょう。

【関連リンク】
カーセンサーnet