プリウスなどハイブリッド車は、中古車でも大人気

日産ノート フロント
2006年12月の改良で10・15モード燃費が19.4km/Lになった日産ノート。実は同社のキューブより少し大きく、室内幅と室内高も大きいのです
ガソリンの急騰で、低燃費車に乗り替えを検討している人は、かなり多いのではないでしょうか? 

しかし低燃費といえばプリウス? ハイブリッド? 確かにその通りではありますが、みんながそう考えるものだから、中古車としては最近特にうま味がありません。そこで今回は、あえて日産ノートを紹介したいと思います。


トヨタプリウス 外観
低燃費と言えば誰もが思い出すプリウス。中古車価格は、ノートと同じ年式なら100万円ほど高い。ちなみに中古車では購入時のグリーン税制は受けられない
ノートを紹介する前に、まずみなさんが気になるトヨタプリウスが、どうして美味しくないのかご説明しましょう。

現行モデルは2003年に登場。新車価格は226.8万~325.5万円、10・15モード燃費は33.0~35.5km/L。確かにものすごく低燃費です。だから中古車も大人気。年式が最も古い2003年式、しかも走行距離8万km以上で140万円前後します。5年落ちでこの走行距離で、まだ新車の半分以上の値段ですよ。ちょっと異常ですよね。

そのほかのハイブリッドも、さほど安くなっていません。ホンダシビックハイブリッドも現行モデルは200万円前後から。どうしてもハイブリッドがいいのなら、初代プリウスを取り上げておきます。30万円前後から見つかります。ただし1997年~2002年式の初期型で、10・15モード燃費は28.0~29.0km/L。ハイブリッドシステムが改良された後期型になるともう100万円前後という価格です。

そもそもハイブリッドは、都心のようなストップ&ゴーの多い場所、つまり信号でやたらと止まる必要のある場所でこそ威力を発揮するということを、ご存知でしたか? 現行プリウスは大きなパワーが必要となる発進時にモーターを使うから低燃費なのです。逆に言えば、モーターを使わなくていい時は、1.5Lのガソリンエンジンが主役。郊外の、なかなか信号にひっかからない道が多いなら、ハイブリッド効果は小さくなります。そのせいもあってでしょうが、オーナーのブログなどで実燃費を見ていると、だいたい20km/Lちょっとです。30km/Lを超えることはほとんどないようです。

実際、私も以前現行プリウスで東京から青森まで1000km(すべて下道!)を走ったことがあります。満タン法で23.0km/L(Gツーリングセレクション、10・15モード燃費:30.0km/L)。たしかに凄い数値ですが、軽自動車のダイハツエッセやスバルR2も、実走行で20km/L程度走ります。とはいえ、軽自動車は中古車になってもあまり値落ちしないので、うま味がないのですが……。

そんな中で見つけたのが、プリウスと同じ1.5Lエンジンを搭載する日産ノートなのです。