中古車/その他の中古車関連情報

レガシィとアコードばかりがワゴンじゃない! 今オススメの中古車(ワゴン編)

オススメの中古車シリーズの第二弾はステーションワゴン編です。全般的に人気があるジャンルですが、一方で特定車種に需要は偏りがち。その隙間を縫う選び方を指南させてもらいます。

執筆者:大江 治利

4部作でお送りする「今オススメの中古車」シリーズ第二弾、ステーションワゴン編です。

改めてオススメとして紹介する根拠を断っておきますと、
●「性能・品質」といったクルマの価値に対して中古車相場が過剰に低い
●いわゆる人気車ではなく、どちらかというとマイナー車
●相場が150万円程度まで、できれば総額100万円で手が届く
という、私の個人的な中古車選びの趣味が多分に影響しております(詳しくはセダン編での説明をご参考ください)。

レガシィツーリングワゴン&アコードワゴンの好調な販売に象徴されるステーションワゴン人気は、もうここ10年近く堅調に推移していますが、不人気のセダンと比べ、中古車では割高な印象があるのも事実。ゆえに、ここでは主に割安感を重視してセレクトしています。
(車名をクリックするとカーセンサーnetの中古車検索結果画面にリンクします)

オルティア(96年02月~02年01月)
セフィーロワゴン(97年06月~00年07月)
■相場:50~130万円■流通量:やや少なめ
シビック(旧型)のボディを延長してCR-Vに採用されていた2Lエンジンを搭載し、「とりあえず売れ線のステーションワゴンを作っとけ」的なノリで出来上がったホンダ製ステーションワゴン(インテグラと同じ1.8Lエンジンもアリ)。クルマ自体はフツーにいい出来なのだが、購入に結びつくような強い訴求点も買う必然性もなく、あえなく不人気車に沈没した。アコードワゴンと比べると同年式で30~50万円以上も割安感がある(もちろん新車価格もアコードワゴンの方が高いが…)。総額100万円以内で、手頃な大きさのステーションワゴンが欲しいと思っている人は、H9年式の車両価格80万円台の物件を見つけ、車検2年分の費用を加えて総額100万円にしてもらうように販売店に交渉することをオススメします。
■相場:80~150万円■流通量:それなりにある
3ナンバー専用ボディの先駆けともいえるマキシマを実質的な先代モデルとする、旧型セフィーロのワゴン版。2L/2.5L/3Lと3種のV6エンジンをラインナップし、ライバルはマークIIクオリス。だが、大柄なボディにFFの駆動方式というのが日本人には馴染まないのか、はたまた同じく日産から同時期に登場したステージアに人気を奪われたのか、セダンともども人気はイマイチ。ゆえに、同年式のマークIIクオリスと比べて10~20万円、4WD+280馬力ターボのステージアと比べると100万円近く安い。「4WDは不要」「多少大柄なボディがいい」「できれば新し目のものを」というオトーサンに、H10年式で車両価格100万円ちょい、総額で120~130万円位の物件をオススメします。流通は2L中心です。
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