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レガシィとアコードばかりがワゴンじゃない! 今オススメの中古車(ワゴン編)(2ページ目)

オススメの中古車シリーズの第二弾はステーションワゴン編です。全般的に人気があるジャンルですが、一方で特定車種に需要は偏りがち。その隙間を縫う選び方を指南させてもらいます。

執筆者:大江 治利

(車名をクリックするとカーセンサーnetの中古車検索結果画面にリンクします)

カペラワゴン(97年11月~02年04月)
レグナム(96年08月~現行)
ベクトラワゴン(97年12月~現行)
■相場:60~150万円■流通量:少ない
かつて、数少ないディーゼルエンジン搭載のステーションワゴンとして密かな人気を集めたカペラカーゴの後継車であり、最近デビューしたアテンザの前身である、カペラのステーションワゴン。1.8L/2Lの直4と2.5LのV6エンジンをラインナップし、2Lの一部と2.5L全車が4WD。ライバルはプリメーラワゴンやアコードワゴンだが、マツダの販売力の弱さと、それを上回るほどの商品力はなかったことにより販売は低迷。が、スタイリッシュな外観が気に入れば十分購入に値する1台。3年落ちのH11年式を車両価格100万円以下で探し、車検2年を付けて総額120万以下に収めたい。グレードは2.0SXのFFがオススメ。
■相場:50~200万円■流通量:比較的多い
デビュー時には直噴ガソリンエンジン(GDI)の採用で話題になり、セダン版のギャランとともに日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。3ナンバーサイズのボディに1.8L直4GDIと2L/2.5LのV6エンジンを用意したが、1.8LのGDIはワゴンボディを引っ張るには非力で、かといってアクセルを踏むと途端に燃費が悪化することも指摘され、その後2LV6に代えて2.4L直4GDIを追加、さらに1.8Lを廃止して2L直4GDIがラインナップされる。無骨で押し出しの強いスタイルは一定の人気を集めるので割安感はやや弱いが、H11年式の2.4Lモデルを120万円程度で見つけたいところ。2.5LV6搭載のVR-4はステージアのRS FOURと比べると30万円程度割安なので、数少ない280馬力ワゴンとしては狙い目。
■相場:70~150万円■流通量:少ない
オペルの主力モデルであるベクトラのワゴン。1.8L/2Lの直4と2.5LV6があり、全車FF。車幅が10mmだけ5ナンバー枠を上回るので3ナンバーとなる。見た目は輸入車らしいインパクトに欠けるが、新車時価格(約280~340万円)とクルマの出来を考えると過剰に安く、今回紹介する中でもイチオシのモデル(ちなみに私自身はベクトラセダンのオーナーです)。日本では車格がワンランク低いアストラワゴンの方が人気があり、中古車価格も逆転していたりするが、だったらベクトラの方が断然オススメ。グレードで言うと1.8LのGLはやや非力でエンジン音もガサツ、2.5LのCDXは速いけどフロントが重くて燃費もイマイチ、ということで2LのCDを推します。年式による外観の差は極めて少ないので、走行距離が少な目で120万円位の物件を探すと良いでしょう。
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