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上級ミニバンの売れ筋分析 グランディスの狙い目グレードは(3ページ目)

ミニバンの当たり年の最初に登場した三菱グランディスの発売は当初の売れ行きから見た狙い目グレードは何か。

執筆者:松下 宏

グランディスではコルトに続いてCFC(カスタマー・フリー・チョイス)が設定されている。スポーツかエレガンスかという内外装の仕様を始め、さまざまな装備や仕様を自由に組み合わせて選ぶことが可能だ。スポーツグレードを選びながら、内装だけはエレガンスにするとか、あるいはその逆など、とにかく自由な仕様設定が可能とされている。あまりに自由すぎて、ユーザーが何を選んだら良いのかが分からなくなるほどだが、じっくり考えて自分の好みの仕様に仕上げたい。

コルトの場合にはビギナーユーザーが多いためにどんな仕様を選ぶかで考え込んでしまい、商談が長引くばかりだったという話も聞くが、グランディスのユーザーは年齢が高く、何度かクルマを買った経験を持っている人が大半だから、そのあたりの判断はしやすいものと思う。分からないことがあったらセールスマンに相談して決めるといいだろう。

個人的な好みからいえば、エレガンス-Xを選び、8万円のサイド&カーテンSRSエアバッグと9万円のデュアルアラウンドモニターをオプション装着する程度で良いと思う。10.5万円のツインサンルーフはお好きならという感じである。ルーフレールの2.5万円は安いと思うが、スキーに行く機会の多いユーザーでないと、一度も使わないで終わってしまうこともある。必要性を判断して選びたい。
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