ロータリーファン待望のRX-8が発売されました。マツダのプロモーション戦略でこれまでにいろいろな形で露出していましたし、価格も今年1月のデトロイトショーに出品する時点で発表されていましたから新鮮さがなくなっていますが、オプションの設定など、細かい内容が分かったのは4月9日の発表以降。どのように購入するかを解説しましょう。
すでにウェブ上での仮予約を受け付けていたため、発売までに5000台くらいの注文が予約が入っていたそうで、発売後にはさらに注文が集まっているから、今から注文しても早くて夏以降の納車になりそう。真剣に購入を考えているなら、急ぐ必要があります。
RX-8は搭載エンジンが2種類あり、250ps仕様と210ps仕様とが設定されています。1月の時点での発表では、210ps仕様のRX-8が5速MT、4速ATとも240万円で、これに本革シートなどの豪華装備を追加したタイプEが275万円。250ps仕様のタイプSは6速MTだけの設定でタイプEと同じ275万円とされていました。4タイプが設定されているのに価格は2種類という人を食ったような(?)設定です。
RX-8は4ドア4シーターながら、スポーツカーであることを明言しています。取り敢えず250ps仕様のタイプSから購入例を考えてみましょう。タイプSの標準価格は275万円ですが、東京都内のディーラーに行くとフロアマットの3万4000円を始め、さまざまな付属品をセットにして13万7000円もの価格で販売しています。フロアマットなどは床の形状に合わせたものですが、それに付け込んで高値で売りつける姿勢は不快ですが、これと運転席&助手席フットランプの1万2000円、ラゲッジルームマットの1万2500円、スカッフプレートの2万1000円あたりを選択して装着する程度でしょうか。それでも6万7500円になってしまいます。