プジョー/プジョー

ロードインプレッション 307CCとメガーヌGCを比べる

プジョー307CCとルノー・メガーヌ・グラスルーフ・カブリオレ(GC)。フランスでも日本でもライバル関係にある2台のオープンカーを乗り比べてみた。

執筆者:森口 将之


スタイルのバランスはメガーヌが優勢

日本仕様のメガーヌGCは1グレードだけで、価格は388.5万円。307CCは4グレードがあるが、今回乗ったのはインパネ上面までをレザーで覆い、ナビゲーションシステムを装備したプレミアムAVN。価格は432.6万円とちょっと上になるが、ベースグレードでは378万円と逆にこちらが安くなる。




ボディサイズは、307は4380×1760×1435mmで、ホイールベースは2610mm。メガーヌは4370×1775×1405mmで、ホイールベースは2520mm。メガーヌGCのほうが背が低いが、それ以上に違うのがホイールベース。307CCはハッチバックと共通だが、メガーヌは105mm短くしているのだ。そのためか、メガーヌのほうがスタイリングのバランスがとれている感じがする。




ドライビングポジションは両車とも、シートのハイトアジャスターをいちばん下げた状態で合わせた。メガーヌGCのほうが着座位置は低く感じ、高めのインパネとの関係はスポーツカーっぽい。対照的に307CCはインパネが低く奥行きがあるおかげで、解放感で上回る。ウインドスクリーンの先端と頭の間隔はどちらも約15cmだった。
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