このクラスのプジョーは、フロントとリアでシートの固さを変えることが多い。407も同じで、フロントよりはっきりソフトな座り心地は、とにかく気持ちいい。こちらもサイズはたっぷりしていて、クッションやシートバックの角度も理想的で、高級なソファに座っているよう。スペースはこのクラスの平均で、自分が前後に座ると、ひざの前は約15cmの空間が残った。サイドとリア(SWはサイドだけ)には巻き取り式のブラインドがついているのは、これからの季節にありがたい。
ラゲッジスペースは、全長が90mm長いSWのほうが当然広い。奥行きは1020mmと、びっくりするほど長かった406ブレークほどではないが、深さはけっこうあるし、幅はサスペンションの出っ張りがないので、どこでも1100mmある。しかもリアゲートはルーフの一部まで開くし、ガラスハッチまであるから、アクセスはかなり楽。ガラスハッチを開けたときには、ゲートは開かない安全設計だ。
リアシートの畳みかたは、クッションを上げたあとシートバックを倒すダブルフォールディングと、あいかわらず手抜きなしの設計。セダンも同じようにして、トランクスルーができるから、ユーティリティについてはそんなに大差があるというわけではなさそうだ。
プジョー407セダン&SW・2に続く
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