シトロエン/シトロエン

ロードインプレッション シトロエンC4に乗る・1(3ページ目)

昨年のパリ・モーターショーでデビューしたシトロエンC4が日本上陸。セダンとクーペ、あわせて4車種を、さっそく試乗してきた。2回にわけてお届けしよう。まずは観察編。

執筆者:森口 将之

ステアリングは固定式のセンターパッド



オートエアコンにもちょっとした技がある。センターの吹き出し口の右横に、フレグランスのカートリッジを差し込んで、香りを楽しむことができるのだ。しかも香りの種類は9つも用意されている。カラーやマテリアルだけでなく、フレグランスのコーディネイトも楽しんでくださいということなのだろう。さすがフランス、である。



もうひとつの特徴はステアリング。センターパッドが固定で、そこにいろいろなスイッチを埋め込んである。センターパッドが動かないので、どのぐらいステアリングを切っているかがわかりずらくなったけれど、ステアリングから手を離さずにスイッチを操作できるのは楽。昔のCXやBXなどについていた、メーターパネル脇のサテライトスイッチを思い出した。



最近のシトロエンは「らしさ」が薄れたとよくいわれるけれど、いちばんの理由は、いい意味で「変わってる」部分が減ってきたからだと思う。ところがC4のデザインは、5ドアと3ドアで異なるボディ、超薄型のデジタル式センターメーター、センターパッドが固定のステアリングなど、「変わってる」部分だらけ。「シトロエンが帰ってきた」といいたくなるほど、楽しいデザインであふれているのだ。

シトロエンC4に乗る・2に続く

リンク
ガイド記事:パリモーターショー・レポート1:シトロエンの主役はもちろんC4
おすすめリンク:メーカー・インポーター
おすすめリンク:シトロエンのディーラー
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