ヨーロッパではまずセダンが発売され、続いてブレークあらためSWがラインナップに加わった407だが、日本では2つのボディが同時に発売された。エンジンは2.2リッター直列4気筒と、3リッターV型6気筒で、いずれも406に積まれていたものだ。トランスミッションはどちらもAT。ただし、V6にはプジョー初のアイシンAW製6速が採用された。
グレードはベーシックなST2.2(SWはSW2.2)、スポーティなスポーツ2.2とスポーツ3.0、最上級のエグゼクティブ3.0の4タイプ。これをセダン、SWの両方に設定する。つまり全部で8車種が用意されることになる。ハンドル位置はすべて右だ。で、気になる価格は以下のとおり。
セダンST2.2:360万円
セダン・スポーツ2.2:400万円
セダン・スポーツ3.0:430万円
セダン・エグゼクティブ3.0:430万円
SW2.2:380万円
SWスポーツ2.2:420万円
SWスポーツ3.0:450万円
SWエグゼクティブ3.0:450万円
ボディカラーは全部で11色、インテリアカラーは4色を設定していて、一部のモデルにはBTO(受注生産)システムを取り入れることで、最大で87とおりの組み合わせから、好みのコーディネイトを選ぶことができる。
装備では、日本製のHDDナビゲーションシステムを全車に標準装備したことが、いちばんのニュースになるだろう。SWのルーフは307SWと同じように、ガラス張りのパノラミックルーフだ。安全性では、ESP、9エアバッグをやはり全車に装備していて、ユーロNCAPの衝突実験では、満点の5つ星を獲得している。
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