
ステアリングを切ったときの反応も少しマイルドになった。個人的にはこちらのほうが自然に思えたほど。それでいて、短いボディのメリットはまだまだ生きていて、たとえばC3と比べれば全然キビキビしている。コーナーでは、タイヤが鳴くのが少しだけ早めになるぐらいで、短くて背が高めのボディを感じさせない安定感はそのままだった。

日本仕様の2種類のC2は、グレードはどちらもVTRで、見た目や装備もほとんど同じ。でもエンジンやギア比、サスペンションやタイヤの違いのおかげで、走りはみごとに差別化ができていた。ひとことでいえば1.4のほうが、いろいろな意味で走りのリズムがゆったりしている。もちろん僕はこっちが好みだ。
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