現在ルノーでは600人が安全性の分野に従事していて、年間の研究開発費は1億ユーロに上る。クラッシュテストは年間約400回行い、コンピューター上でのシミュレーションテストは約4000回も実施している。
当日はヴェル・サティスとラグナ2の実車を使った衝突実験も行われた。両車とも時速50キロでのオフセット衝突で、ダミーは前席2名だけでなく、リアにチャイルドシートに座った子供まで用意されていた。衝突後の車内を観察すると、ドライバーの空間は足元を含めてほとんど確保されていて、ドアも簡単に開いた。リアの子供も両手を広げて驚いた?様子だったが、無事だった。