ヨーロッパ市場のみならず日本市場においてもアルファロメオとしては空前の大ヒットとなったミドルクラスセダン・156シリーズ。個性的で存在感のあるスタイリングはもとより、セミオートマチックのセレスピードや、スポーツワゴンモデルの導入など、その商品力の高さも人気の要因だ。
本国デビューは97年10月のこと。デビューしてすでに4年以上の歳月が流れ、そろそろマイナーチェンジの噂が聞こえてきた。イタリア在住のアルファロメオ事情通によると・・・・。
エクステリアデザインの変更は最小限にとどまりそうだ。少なくとも現オーナーががっくりするような変更はなされないという。それだけ完成度の高いデザインであったというべきか。もっとも、ヘッドランプのキセノン化やアルミホイールデザインの変更程度は実施されるであろう。
インテリアに関しては、センターパネルを中心にけっこうイメージが変わるという。ハンドルのデザインも新しくなり、さらにセレスピードの操作系も147と同様のものになるのは簡単に予想できるだろう。モーターショウにおけるGTAが最後まで内装を見せなかったのは、このあたりに理由があるのかもしれない。