VOLVO(ボルボ)/ボルボ

200m先でもひと目でわかる第2世代ボルボC70

クーペとオープンカー、2つの魅力を1台に融合させたボルボC70が大胆にフェイスリフトして第2世代へ。グレードを1本に絞るとともに、デザインとプレミアム感に一層磨きをかけた。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

グレードは「C70 T5 GT」に1本化

C70 T5 GTの価格は549万円。ラグジュアリーパッケージはプラス40万円。ラグジュアリーパッケージの装備内容は、プレミアム・ソフトレザーシート、本革巻/アルミニウム・スポーツステアリングホイール(3本スポーク)およびシフトノブ、プレミアムサウンド・オーディオシステム、ボルボ・ガードシステム、キーレスドライブ、BLIS、アクティブ・キャビン・フィルター、コンパス機能(ルームミラー内蔵)、アルミホイール「Midir」8.0J×18など

2006年に登場した2代目ボルボC70に、このほどビッグマイナーチェンジが施され、4月より日本でも発売されるはこびとなりました。内容としては、内外装もかなり大掛かりに変更されており、プラットフォームを共有するC30、S40、V50らの兄弟モデルに対し、より差別化が図られています。フロントマスクには少し前にマイナーチェンジしたC30との共通性も見て取れます。ボルボからのリリースによると、「100m先でなければ、ボルボと認識できなかったフロントフェイスを、200m先でもひと目で理解できるように」と表現されています。

リアコンビランプおよびバンパーが一新され、楕円を描くデザインとなった
グレード構成も見直されて、2.4Lの自然吸気エンジン搭載モデルが姿を消し、2.5L直列5気筒ターボエンジンの「T5 GT」のみの1グレードに絞られています。また、このところボルボでは積極的に価格の引下げを行なっていますが、C70も同様。これまでT5が599万円だったのに対し、549万円とされています。これに、約70万円相当以上の装備である「ラグジュアリーパッケージ」が40万円で用意されています。

ボディカラーは、シルバーメタリック、ブラックサファイアメタリック、マジックブルーメタリック、セレスティアルブルーメタリック、アイスホワイト、フラメンコレッドメタリックの全6色

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