タヒチ/タヒチ基本情報

タヒチ旅行(基本情報・日本からのアクセス)(3ページ目)

日本から約9500km離れた南太平洋に浮かぶタヒチ(正式名称フレンチ・ポリネシア)。”楽園”という言葉がどこよりも似合う島々は、ハネムーナーにとっての聖地ともいえるでしょう。ここでは、アクセスや気候、物価などタヒチの基本情報をまとめてみました。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

ビザやパスポートについて

観光目的での30日以内の滞在には、ビザは不要。30日以上の滞在には、パペーテ市内にある入国管理事務所での手続きが必要になります。最長の滞在期間は3カ月。パスポートは帰国時に有効期限が3カ月以上残っている必要があります。

タヒチの通貨・両替、そして気になる物価

タヒチの現地通貨はフレンチ・パシフィック・フラン(CFPまたはXPF)。ユーロとの固定レートになっています(EUR1=CFP119.33/2009年11月現在)。日本円をそのまま現地へ持っていき、国際空港の両替所(国際線の発着に合わせて営業)で両替を。パペーテ市内や離島の銀行は営業時間に制約があるので、空港で両替を済ませておくのが得策なのです。また、ソシエテ諸島以外の島々へ旅する場合は、タヒチ島で両替を済ませておきましょう。ちなみに銀行の営業時間は月~金曜の8時前後~15時半頃。土日祝日は休業です。

さて、物価。正直、日本よりも高いです。ディナーは街中レストランで一品1500~2000フレンチ・パシフィック・フランくらい。車を改造した屋台の集合体、ルロットでも一品1100フレンチ・パシフィック・フランくらいから。これが豪華ホテルでは、ディナー一人5000フレンチ・パシフィック・フラン(飲み物別)が目安でしょうか。ショーがセットになったテーマビュッフェでは、一人8000フレンチ・パシフィック・フランくらいは見ておいた方が安心です。とはいえ、パペーテのスーパーマーケットやマガザン(よろず屋さん)での食品や日用品、マルシェ、ベーカリーのバゲットなどはお手頃価格。

おもなホテルや土産物店などでは、主要なクレジットカードが使えます(施設によって使えるカードが異なるので、事前に確認を)。ただし小さな店舗の場合、ICチップ内蔵のカードで不具合(通信できない)が生じることも……。全部がカードで済むわけではないので、ある程度は現金のご用意を。

タヒチでのマナー&タブー

フランス領ではありますが、タヒチでチップの習慣は、基本的にはありません。現地滞在でのタブー(?)をあえて挙げるとすれば、外洋でのトローリングやフィッシングは問題ありませんが、水上バンガローからの魚釣りは禁止されています。

タヒチの言葉

公用語はフランス語とタヒチ語。ですが、ホテルやレストラン、土産物店など、観光に関わるほとんどの施設では英語が通じます。高級ホテルでは、日本人スタッフ(または日本語が話せるスタッフ)が常駐しているケースが多いようです。

タヒチと日本の時差

ハワイと同じく、日本時間-19時間。わかりやすい計算方法としては、日本時間に+5時間して、-1日という計算になります。たとえば日本時間が月曜日の正午の場合、タヒチでは日曜日の午後5時になります。

タヒチの治安について

治安は比較的、いいです。とはいえ、首都パペーテでも19時を過ぎると、レストランやルロット周辺以外は人がまばらになります。女性のひとり歩きなどは避けた方がいいでしょう。貴重品はホテルのセイフティボックスに預けるなど、どの国でも共通したことですが、基本的な安全策はとりましょう。
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