タヒチにはどんな島がある? エリアガイド

ボラボラ島の象徴、オテマヌ山。タヒチならではの風景
日本からおよそ8800km、遥かなる南太平洋にちらばる118の島々、タヒチ(フランス領ポリネシア)。青がモザイクするラグーン、ビーチを縁取る背の高いヤシの木、しっとりとした緑の高峰、そして太陽のような笑顔の人々……、南の島の憧憬をそのままにした光景が、タヒチには待っています。

前世紀の画家ポール・ゴーギャンや小説家サマセット・モーム、芸術家の心をひきつけてやまないタヒチ。いつの時代になっても、その美しさは変わりません。タヒチほど“楽園”という言葉がしっくりくる場所は、世界中を探しても、そうそうないのではないでしょうか。そして、タヒチといえば、水上コテージ発祥の地。数々の傑作ホテルでは、恋するふたりを夢見心地にさせるロマンチックな仕掛けがちりばめられています。

タヒチといっても、その広さは西ヨーロッパ全域にほぼ相当する400万平方キロの広大な海域を占めています。日本人ツーリストにおなじみの島々はソシエテ諸島やツアモツ諸島に多く、ほかにもマルケサス諸島やオーストラル諸島、ガンビエ諸島などからなります。ここではソシエテ諸島とツアモツ諸島を中心に、各地の魅力をまとめてみました。

タヒチのイメージ通りの風景が広がるソシエテ諸島

水上コテージのテラスからオテマヌ山を好きなだけ愛でる贅沢
ソシエテ諸島にはボラボラ島などの風下(リーワード)諸島と、タヒチ島やモーレア島などの風上(ウィンドワード)諸島からなります。緑豊かな高峰がそびえ、美しいラグーンが織りなす光景は、頭に思い描くタヒチの憧憬そのもの。また、タヒチ島には首都パペーテやファアア国際空港もあり、タヒチの玄関口となっています。
 

ソシエテ諸島1 ハネムーナー憧れの頂点、ボラボラ島

穏やかな海と急峻な山並みが織りなすクック湾の風景
ハネムーナーの憧れの頂点に君臨する、「タヒチ」と聞いて思い浮かべるとおりの島。ボラボラ島はポリネシアの最高神タアロアが手がけた傑作である、という伝説も残っています。

眺める位置で印象が変わる、緑したたる高峰オテマヌ山とパヒア山を中央に抱き、島の周囲に首飾りのようにめぐらされたリーフ近くには“モツ”と呼ばれる小島が点在しています。この美しい緑の山容と青のグラデーションが美しいラグーンとのコントラストはまるで名画から抜け出たよう!

水上コテージを擁する豪華なリゾートホテルも多数あります。最近では、ラグーン越しに山容を望む、モツに築かれたリゾートホテルが増えているようです。一方、お手軽に過ごすにも、ペンションやドミトリー、ホームステイなどの方法があります。