タヒチ/タヒチ基本情報

タヒチ旅行(基本情報・日本からのアクセス)(2ページ目)

日本から約9500km離れた南太平洋に浮かぶタヒチ(正式名称フレンチ・ポリネシア)。”楽園”という言葉がどこよりも似合う島々は、ハネムーナーにとっての聖地ともいえるでしょう。ここでは、アクセスや気候、物価などタヒチの基本情報をまとめてみました。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

日本からタヒチへのアクセス

タヒチの玄関口は、首都タヒチ島にあるファアア国際空港。成田からナショナルフラッグのエア・タヒチ・ヌイの直行便が週2便、運航しています。成田発は月・土の夕方発で、時差のトリックにより同日の朝にタヒチ着になります。帰りのタヒチ発は日・金の朝発で、翌日の午後に成田着(2009年冬スケジュール)。どちらも、所要時間は約11時間になります。

もちろん直行便がいちばんラクですが、ハワイやニュージーランド、シドニー、ロサンゼルスで乗継ぐルートもあります。ハワイアン・エアラインズを利用するハワイ→タヒチ便の場合、家族や友人を招いてハワイで挙式をした後に、二人でハネムーンにタヒチへ、という夢のようなパターンも可能。また、巨大石像で知られるイースター島(チリ領)へは、タヒチで乗継ぐルートがポピュラーです。

国内移動はフライトがやはり便利

国内移動はフライトがやはり便利

国内での移動(タヒチ島以外の島々)は、基本的にはフライトが便利。ソシエテ諸島やツアモツ諸島の主要な島々はエア・タヒチで結ばれていて、ファアア国際空港内にある国内線カウンターでチェックインができます。エア・モーレアのみ、国際空港の敷地内ですが徒歩2分ほど離れたターミナルになります。席数に限りがありますので、他島へのフライトは予め手配をしておいた方がいいでしょう。

また、タヒチ島から肉眼でも確認できるお隣のモーレア島へはフェリーでの移動も便利&お得です。ファアア国際空港からパペーテのフェリー乗り場まで(渋滞状況により約10~20分)移動し、そこから海路約30分。フェリーは予約しなくても大丈夫ですが、最終便は混み合うので、早目に乗船しましょう。

 

タヒチの気候と服装、おすすめのシーズン

大きな空が広がる、ランギロア環礁。環礁内のブルーラグーン

大きな空が広がる、ランギロア環礁。環礁内のブルーラグーン

亜熱帯海洋性気候に属し、雨季と乾季に分かれるタヒチの気候。平均気温は27℃、平均水温は26℃。目安としては11~3月が雨季なのですが、南半球にあるので、日本の夏にあたり、南国らしい風情を満喫できます。一方で4~10月は乾季。気温はやや下がって最低気温は23℃前後、最高気温は28℃ほどで過ごしやすい季節です。ただし、6~8月頃は“マラム”という南からの強い季節風が吹き、ダイビングではスポットが限定されるなどの影響が出る場合があります。

平均気温27℃と通年温かいので、夏服を用意すれば基本的に問題なし。6~9月はやや気温が下がるのと、それ以外の時期でも島間の移動の機内や早朝フライトなどを考慮して、薄手のジャケットやカーディガンがあると便利です。 

豪華ホテル内でも、日中はTシャツやショートパンツ、サンダルなど、カジュアルなウエアでOKです。ただし、ディナーは少々ご留意を。女性はビーチドレスなどのリゾートらしい服を、男性はポロシャツやコットンシャツにパンツを合わせるなど、ちょっぴりのオシャレを楽しみましょう。イブニングドレスやカシッとしたジャケットはかえって行きすぎですが、ディナーは一日の仕上げのスペシャルな食事ですから、少々のドレスアップを。もちろん、気取ったり、気張ったりする必要はありません。また、日差しが強いので、サングラスも必携です!
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