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クーペに劣る部分なしZロードスターの走り

フェアレディZのモデルチェンジから1年たらず、電動ソフトトップを備えたロードスターがラインアップに加わった。クーペと遜色ない走りを追求したと開発陣は語るが、はたしてその仕上がりは?

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

クーペ比60万円高&60kg増

グレード体系は、標準モデルと、バージョンTとバージョンSTがあり、クーペにはあるバージョンSがない。価格帯はクーペに比べて60万90000円高い、435万7500円~509万2500円

ふと考えると、今年は国産のスポーツカー&オープンカーのニュースが比較的少なかったことに気づくわけですが、そんな中でもフェアレディZ関連のニュースは、スポーツカー好きである我々をとても勇気づけてくれました。今回は、そんなフェアレディZのクーペから遅れること1年たらずで登場した、待望のZロードスターの試乗レポートをお届けしたいと思います。

クーペに対して、価格は約60万円高、車両重量は60kg増とのことで、いずれも意外と小さな差にとどめられている印象。オープンカーというと、ボディ剛性ダウンや、それを補うための補強、ソフトトップとはいえ、電動の開閉機構が備わるなどすることで、大なり小なり重量が増加するものですが、Aピラーの付け根、ドアやトランク開口部を効率よく補強されています。

Z33に対しホイールベースが100mm短縮されたZ34。車両重量は先代Z33ロードスターよりも50kg軽い
開発陣によると、ロードスターを前提にクーペを開発したので、このように差を小さくすることができたとのこと。ドアまわりやトランク開口部を重点的に補強し、さらに、横転時にロールバー効果を確保するため、Aピラーの付け根まわりに頑丈な補強を行なうなどし、高いボディ剛性を確保しています。いわば、むしろクーペのほうが「過剰」といっていいほどの剛性を持っているというニュアンスのようです。

その証拠というか、スプリング、ダンパー、スタビライザーなど、足まわりに関するパーツは、クーペとまったく同じものがロードスターにも与えられています。足まわりを同じセッティングとすることが可能であるというのは、それだけクーペとロードスターで、土台となるボディが同等に仕上がっていることを意味します。

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