誰でも手が届く車種が多数
クルマに興味がある人はもちろん、それほどでもない人も、誰しも「オープンカー」というと少なからず「乗ってみたい」という気持ちを抱くことだと思います。おしりも今年、MINIコンバーチブルがモデルチェンジしたり、フィアット500Cが登場したりと、価格が手頃で見た目がユニークなオープンカー2モデルが登場したばかり。輸入オープンカーというと高価なイメージが強いところですが、最近はこうした比較的リーズナブルな価格帯の車種もちらほら見られます。車両価格200~300万円台というと、がんばればなんとか手の届くのではないでしょうか?
そこで今回は、2009年9月現在、日本で購入可能な輸入オープンカーで、もっとも安いグレードの価格で比較して、安い順に5モデルをピックアップ。それぞれが持つ魅力をお伝えしたいと思います。各車を手に入れたときの自分の姿をイメージしてみてくださいね。
第5位 VWニュービートル カブリオレ 365万円~
ニュービートルが日本で発売されたのは1999年なので、すでに10年が経過しているわけだけど、この愛らしいスタイリングには、今見てもあまり古さを感じさせませんよね。
そのニュービートルにカブリオレが追加されたのは2003年のこと。ニュービートルの特徴のひとつであるアーチを描くルーフがソフトトップに替わり、オープンにするとそれを背負うような形になるところもチャームポイント。ソフトトップを閉じても頭上空間に大きな余裕があるし、4人乗り仕様で、フロントは乗員よりも前がドーンと広くて、リアはそれほど大きな不満もなく乗れる広さが確保されていることも特長です。
「質実剛健」と名高いゴルフがベースだから、走りも非常にしっかりしていて、登場からすでにかなり時間の経過した現在でも十分に通用する完成度を誇ります。
ニュービートル カブリオレは、信頼性の高いエンジニアリングとユニークなデザインを絶妙に併せ持つクルマに違いありません。
ちなみに、今のところニュービートルにモデルチェンジの情報はなく、まだ当分は現役モデルとして売られるようです。最近では、ラグジュアリーな新グレード「ヴィンテージ」が2008年に追加されたこともニュース。ときおり発売される限定車にも要注目です。
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