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ホワイトパールのロードスター20周年記念車(2ページ目)

ロードスターの発売20周年を記念した特別仕様車が発売された。ボディカラーに初採用となる「クリスタルホワイトパールマイカ」を専用色として設定したほか、数々の特別装備を身につけた、要注目の1台。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

ガイドも愛車としていたNA6CE

1989年2月にシカゴのオートショーで発売された「MX-5ミアータ」が、同年9月1日に日本発売。大量のバックオーダーを抱えるほどの人気車となる
1989年9月、当時のユーノス店での専売モデルとして発売されました。エンジンは1.6Lの直4DOHCのB6-ZE型。ボディサイズは3970×1675×1235mm、車重940~960kgという軽量コンパクトなボディに、前後ダブルウィッシュボーンサスを持つ本格派です。

1990年7月、ナルディ製ウッドステアリングやシフトノブ、サイドブレーキを装備し、インテリアをタンカラーとした「Vスペシャル」を追加
実はガイドも当時、平成3年式のNA6CEを2年ほど愛車としていたのです。その前に2LターボFR車に乗っていたので、非力なロードスターに乗り換えても物足りないのでは?という予想もあったのですが、まったく逆。軽快で意のままに走れるフットワークに、これぞ自分が求めていた味だと感じたものです。

イエローのボディカラーが鮮やかな「Jリミテッド」。Aピラーがブラックとなっているのはマイナーチェンジ後の「JリミテッドII」
1993年7月にマイナーチェンジ。型式は「NA8C」となります。最大のポイントはエンジン。1.6LのB6型から1.8LのBP型に換装されます。さらに、ボディ剛性向上、ブレーキローター大型化、ビスカスLSD→トルセンLSDへの換装などが変更点です。

ただし、ファイナルギア比が従来よりも高速巡航重視に変更されたため、やや加速感が鈍ったのも事実でした。

NA型の現役当時は頻繁に限定車が設定された。写真は「Rリミテッド」
1995年には、ECUの16ビット化、「シリーズ2」と呼ばれるクルマは、エンジンが微妙にレスポンスアップするとともに、ファイナルギアレシオが落とされるなど、改善されました。

モデル末期を向かえ、次期ロードスターの予想イラストやスクープ情報が誌面をにぎわせるようになるわけですが…

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