VW(フォルクスワーゲン)/その他のフォルクスワーゲン車

限定30台!“インディビジュアル”のイオス

フォルクスワーゲンのカブリオレ/クーペであるイオスに、上質感やオリジナリティを与え数々の専用装備を施した新グレード“インディビジュアル”が設定された。限定30台、価格576万円のスペシャルなイオスの中身は?

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

新グレード“インディビジュアル”

専用のディープブラックパールエフェクトのボディカラーとなる。価格576万円

イオスは、従来のゴルフ・カブリオレの後継というべき、新しいカブリオレ/クーペとして開発されたモデル。いまでは実に数多くの車種をラインアップするようになったフォルクスワーゲンの中でもスペシャリティな雰囲気の際立つ異色の存在です。

1インチアップした5本ツインスポークの18インチアルミホイールが採用されるイオスは2006年5月より欧州で発売され、日本では同年10月より発売。世界初の5分割の電動リトラクタブル式ハードトップにより、あるときはカブリオレとしてオープンドライブを楽しむことができ、またあるときはクーペとして高い快適性をもたらし、さらにはチルト機構付きサンルーフを備えるなど、好みによりさまざまにアレンジできる、全天候型のカブリオレ/クーペです。

このクラスのカブリオレ/クーペモデルが、いささか奇抜なクルマが多いのに対し、イオスはどちらかというとオーソドックスであることが持ち味。また、後席も成人男性が満足に乗れるほどの居住性を確保している点も特長といえるでしょう。


インディビジュアル(Individual)の頭文字“i”をモチーフにした専用エンブレムを両フロントフェンダーにあしらう日本導入モデルのパワートレインは、当初は147kW(200ps)を発生する2L直4ターボエンジンと、184kW(250ps)の3.2L V6エンジンが用意され、それぞれ6速DSGが組み合わされました。しかし、2008年9月の一部改良の際に車種体系が整理され、2Lターボ「2.0TSI」のみの設定となり、そのかわりに2.0TSIの装備の充実が図られます。

そのイオスに新グレード“インディビジュアル”が設定され、2月16日(月)より販売されています。


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