レーシングライクな走りを求める人へ
R35GT-Rのデビューから約1年が経過して登場した「Spec V」。2009年モデルではスタンダードのGT-Rも車両価格が80万円上がったが、こちらはなんと1575万円 |
2009年が明けたしょっぱなからビッグニュース! かねてからウワサの絶えなかった日産GT-Rのハイスペックモデル「Spec V」が、いよいよ2月2日(月)から発売されるのです。気になる価格は、ちょっとビックリの1575万円……スタンダードGT-Rが2台買えてしまうほど高価なのですが、まずは走りに特化したその内容を紹介しましょう。
Spec Vは、「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」マルチパフォーマンススーパーカーであるGT-Rをベースに「自分とクルマが一体化したレーシングライクな走りを求める人」にターゲットを絞って開発されています。ちなみに、従来どおりの「V spec」ではなく、「Spec V」となったのは、商標上の事情があったようですが、ちょっと残念な気もしてますけどね……。
レイズ製専用アルミ鍛造ホイールに、POTENZA RE070R ランフラットタイヤを履く。ブレーキは、カーボンセラミック製ディスクローターを採用。キャリパーはスタンダードGT-Rと同じ |
足まわりには、すでにニスモより発売されているものと同様の軽量レイズ製鍛造アルミホイールを標準装備。また、カーボンセラミックブレーキを装着し、バネ下の軽量化と制動力性能の両立を図るとともに、専用チューニングを施したビルシュタイン製サスペンションやハイグリップタイヤにより、人車一体のスポーツ走行を追求しています。
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