東京モーターショーで感じた「国産スポーツカー復活」

日産GT-R
2007年10月24日の午後、集まった大勢のプレスの前に、その本当の姿を現した「日産GT-R」。標準仕様で価格777万円
第40回東京モーターショーのプレスデー初日の午後、日産GT-Rは華々しくデビューしました。GT-Rのステージ前の人だかりは異様なほどで、あらためて注目度の高さがうかがえました。

新型車は「スカイライン」が取れて、単に「GT-R」となりましたが、いうまでもなく2002年夏をもって生産中止となった「スカイラインGT-R」の後継。日産が誇る本格的ハイパフォーマンスカーです。かつて生産中止となった理由は、2002年8月からの排ガス規制をクリアすることが難しいこと、2ドアスポーツカーの市場が冷え込んだことなどがあげられます。時を同じくして、日産シルビア、マツダRX-7、トヨタ・スープラなども同じ運命をたどりました。バブル期頃から連綿と続いていた国産高性能スポーツカーの歴史が、いったん幕を閉じたわけです。

以降、しばらく日本の自動車メーカーは「スポーツカー冬の時代」に突入するわけです。その長かった冬の時代に楔を打ち込んだのが、今回のGT-R。ランエボX、レクサスIS-Fなどとともに、スポーツカーの時代を再び取り戻そうとしているのです。まるでバブル期の再来。スポーツカー好きとしては今後の動きに期待せずにはいられません!

そこで今回はスポーツカー時代の再来を祈りつつ、今一度バブル期のスポーツカー黄金時代を振り返ってみたいと思います。

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