![](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/1/9/3/2/2/7/04.jpg)
つまり自動車メーカーとしての規模の小ささが、独自のメカニズムの継続を必然的なものとした経緯がある。それが長年に渡って続いたことによって、いつしかレガシィはもちろん、スバルという自動車メーカーそのものにまでブランド性が生まれたのだった。
さらに言及するならば、水平対向エンジンとAWDという独自のメカニズムが、小さな規模の自動車メーカーの台所事情によって継続されたために、「プレミアム」という付加価値を生み出すことにもつながろうとしている。
世界中を見渡した時、プレミアム・ブランドといわれる自動車メーカーは、規模としては大きくなく、かつ独自のメカニズムを継続して作り上げたブランド性の強いクルマをラインナップしている。スバルはそんな時代の流れにも乗った自動車メーカーとなったのだ。
水平対向エンジンとAWDという独自の組み合わせが日本の自動車メーカーとしては珍しいブランド性を築き、さらにそれを培ってきたスバルそのものをプレミアム・ブランドへと押し上げようとしているのである。4代目となるレガシィは、そんなスバルの今が反映されたプロダクトとなった。
レガシィのすべてが分かるAll About Japanレガシィコンテンツはコチラ
PART2サーキット試乗編はコチラ
PART3究極のベストグレードはコレ編はコチラ