ベネチアのピッツェリア
ベネチアのピッツァは「ピ・ザ」とふんわりと発音
ベネチアの方言では、「ピ・サ」と気の抜けたような発音で呼ばれるピッツァ。生地は薄めで、もうひとつのピッツァの本場であるローマのピッツァに似ています。ナポリやローマの本場エリアでは、具をあまりのせず、生地の美味しさが勝負となりますが(具をたくさんのせるのは、邪道とすら言われます!)、ベネチアでは、具がたっぷり。特に魚介類をのせた「ピ・サ」は、ベネチアならではでしょう。
町を火事から守るため、ベネチア島内での薪窯の使用は禁止されていますが、
職人さんが作った「ピザ」は、そんなハンディも感じさせないもの。ベネチアのピッツェリアを2件ご紹介します。ちなみにナポリ、ローマの本場では、薪窯が基本ゆえ、火を入れる夜のみの営業店が多いのですが、ベネチアは、お昼時も食べられるのがミソ。軽いランチにちょうどいいのです。
ベネチアのピッツェリア1 イル・レフォーロ
入りやすい雰囲気のピッツェリア
お店の人の応対も親切で、観光客でも入りやすいのが嬉しい。旬のオススメをぜひ聞いてみましょう。
運河横の広場に並べられたテラス席は人気が高いので、予約をしたほうが無難。
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■Il Refolo(イル・レフォーロ)
住所:Santa Croce 1459, campiello del piovan
TEL:
営業時間:12:00 ~ 14:30 / 19:00 ~ 22:30
休日:月曜、火曜昼
アクセス:Campo San Giacomo dell'Orio(サンジャコモデロリオ広場)から南西に徒歩1分
ベネチアのピッツェリア2 アエ・オケ
ザッテレ河岸を眺めるテラス席
本店は、calle delle oche(カッレ・デレ・オケ アヒル通り)にあり、店名の「Ae Oche」は、ベネチア方言でアヒルの家の意味。3匹のアヒルのイラストが、店のトレードマークにもなっています。
ザッテレ店は2005年にオープン。ザッテレ河岸に並べられたテラス席からは、ベネチアらしい運河と建物の素晴らしい景色が望めます。活気溢れる店内も楽しい雰囲気。ピッツァ生地で具材をくるんで焼いた巨大なカルツォーネや、ビール類も豊富。
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■Ae Oche(アエ・オケ)
住所:Santa Croce 1552, calle de le oche / Dorsoduro 1414, zattere
TEL:
営業時間:12:00~15:00 / 19:00~24:00
休日:無し
アクセス:本店Campo San Giacomo dell'Orio(サン・ジャコモ・デロリオ広場)から南東に徒歩1分、ザッテレ店は水上バス乗り場ザッテレの西