ダイキン「うるおい光クリエール」。ガイド宅にて1ヶ月試用したご報告です。購入の参考にして下さい。

ダイキン「うるおい光クリエール」。ガイド宅にて1ヶ月試用したご報告です。購入の参考にして下さい。

2009年の空清は、「パルサン型」「ゴキブリホイホイ型」などと例えられるように、ウィルス対策のメカニズムにより、空気中にウィルス抑制のイオンを放出する「放出タイプ」と、ウィルスを吸い込んで抑制する「捕獲タイプ」の、大きく2タイプに分類されています。

このように、ウィルス抑制機能により大注目の空気清浄機の中から、吸い込みパワーに定評がある「捕獲タイプ」のダイキンに注目。

新型インフルエンザウイルスへの効果も実証されたと発表され、テレビのコマーシャルを目にしている人も多いのではないでしょうか。そこで、この技術を搭載した「うるおい光クリエール」を、自宅にて1ヶ月お試し!その感想をご報告したいと思います。


とことん分解・除去する、独自の6層構造!

ダイキン独自の「ストリーマ放電」イメージ。本体内部でキャッチした有害物質に照射して、分解除去します!

ダイキン独自の「ストリーマ放電」イメージ。本体内部でキャッチした有害物質に照射して、分解除去します!

ダイキンは、本体に吸い込んだ空気中にある、ウィルス・カビ菌はじめ、ダニ・花粉などをフィルターでキャッチし、「光速ストリーマ」を照射することで、それらを分解除去するタイプ。本体内部にあるストリーマ放電ユニットから放出される高速の電子が、空気中の窒素や酸素と合体することで強い酸化分解力を持った活性種に変化し、有害物質を分解・除去するというメカニズムとなっています。それでは、本体内部の構造からみてみましょう。

 

■構造
空清の場合、フィルターのパッケージを外し水タンクに給水をする程度で、それほど複雑な準備は必要ないものです。しかーし、今回はなかなかどうして、事前の準備がそこそこかかりました。その理由は、パーツの多さと階層の深さ。フィルターと給水のセットをすべく前面のパネルを外してからの様子をご紹介しましょう。

(1)給水タンク
まずは「給水タンク」が登場。この水タンクは手前に引っ張るだけなのですが、どちらかと言えば力で外すタイプなので最初はちょっと戸惑います。

(2)プレフィルター
グリーンのメッシュのフィルターです。これは、あらかじめ大きなホコリをキャッチする役目で、どの機器にもあるものです。

(3)ユニット1(プラズマイオン化)
グレーのブ厚いメカが登場。後に金属のじゃばらのような板(対向極板)が2つついています。これは、ホコリや花粉を帯電させています。

(4)脱臭触媒ユニット
水色の枠がいわゆる脱臭フィルターでして、黒いメッシュで、ホルムアルデヒドやニオイを分解する役目をしています。
(1)給水タンク/(2)プレフィルター/(3)ユニット1(プラズマイオン化)表側/ユニット1(プラズマイオン化)裏側と(4)脱臭触媒ユニット

(1)給水タンク/(2)プレフィルター/(3)ユニット1(プラズマイオン化)表側/ユニット1(プラズマイオン化)裏側と(4)脱臭触媒ユニット


(5)空清フィルター
その手前に同梱の「空清フィルター」をセットします。プリーツ状になっているフィルターを、枠の両サイドにある突起に引っ掛けていきます。この「空清フィルター」は、表(手前)の白い面がほこりや花粉を吸着する役目、裏の青い面は光触媒で臭いやウィルスを除去する役割を担っているそうです。

ちなみに、上部に格納されている4枚は、今後の予備。2年×合計5枚で、10年分のフィルターが最初からあるという状態となっています。予備が同梱されていたも、ついつい無くしてしまうものですが、これなら絶対に無くすことがありません!これは素晴らしいアイディアですね。
左上:空清フィルターを取り付ける前/右上:枠の突起にフィルターを引っ掛けて取りつける/左下:空清フィルターを取り付けた後/右下:本体内部にある予備フィルター

左上:空清フィルターを取り付ける前/右上:枠の突起にフィルターを引っ掛けて取りつける/左下:空清フィルターを取り付けた後/右下:本体内部にある予備フィルター


(6)ユニット2(ストリーマユニット)
この層とは別に、右上にカセットタイプのパーツがあります。これは、高速電子を放出するユニット、いわゆるストリーマ放電の心臓部です。

(7)加湿フィルター&加湿トレー
加湿トレーには緩衝材として段ボールが噛ませてありました。これを取らないと、運転スタートができません。給水タンクを外し、加湿フィルターと水受け皿が取り出せるようになり、セッティングがようやく完了です。

左上:ユニット2(ストリーマユニット)/右上:加湿フィルターと加湿トレー/下左右:緩衝材として段ボールが噛ませてあるため、これを取り覗くために分解しているところ

左上:ユニット2(ストリーマユニット)/右上:加湿フィルターと加湿トレー/下左右:緩衝材として段ボールが噛ませてあるため、これを取り除くために分解しているところ


以上のように、他社に比べると構造は複雑なので、直感的に使えるタイプではありません。しっかり取り扱い説明書を読んでから、セッティングすることをおすすめします。

このように本体内部は、プレフィルター・ユニット1(プラズマイオン化)・ユニット2(ストリーマユニット)・空清フィルター(表・裏)・脱臭触媒ユニットと、6層構造になっているうえ、オプションとしてバイオフィルターが追加できるので、全部セットすれば7層にも! これだけのメカニズムを搭載しているのだから、その清浄力・脱臭力にはかなり期待ができるでしょう。


空清フィルターの黒さで実感!集じんパワー

それでは、肝心の効果についてご報告です。ホコリセンサーとニオイセンサーがあるので、それらの反応が良いか否かで判断してみました。ホコリセンサーの感度は「弱・普通・強」の3段階に設定でき、初期設定は「普通」。ニオイセンサーについては設定を選ぶことはできません。

いずれのセンサーも感度は良好。本体の近辺を歩いたり、収納を開け閉めすると、しばらくしてホコリセンサーが反応していましたので、舞い上がるホコリを吸い込んでいる実感がありました。

ちなみに、1ヶ月使用後の空清フィルターをご覧ください。白かったフィルターが、既にダークグレイに変色。こんなに汚れてたのか?と、目を疑いたくなりました。これはかなりの集じん力だと実感しました!
空清フィルター 左:新品/右:1ヶ月使用後

空清フィルター 左:新品/右:1ヶ月使用後


ニオイは、キッチンで料理や鍋ものなどの卓上調理をはじめ、整髪料をつけた人が部屋に入ると、直ぐに反応しています。ニオイの感度については、他社と同等といったところ。ただ、翌日の朝に感じるニオイについては、若干ですが多い印象がします。やはり、本体内部に吸い込まないと脱臭しないというのが、弱点なのかもしれません。

話題のウィルスについては、体感できる要素ではないので言及できないのが悩ましいところ。吸い込んだ空気に、ストリーマ放電が照射されることで、ウィルスの抑制がされているため、確実に部屋の空気が吸い込まれることが条件となります。先の集じんパワーを見る限りでは、安心できるのではないでしょうか。

しかし、これを前提に考えると、空清の置き場所が非常に重要となってきます。部屋全体の空気を清浄することを主眼にするなら、部屋全体に風が流れる位置に置くのがベストですが、ホコリやニオイの侵入を素早く防ぐことを主眼とするなら、人の出入りが多い出入口付近がベストの様です。各ご家庭により部屋の状況が異なりますので、何か所かに置いて試してみて下さい!


細かい使い勝手は、まだまだ改良の余地あり!?

最後に、運転モードの設定・給水・お手入れなど、使い勝手について紹介します。空清は性能が命ですが、日々の使い勝手も大事な要素です。特にメンテナンスがし難いと、本来の性能を発揮できません! 細かな点もありますが、参考にしてみて下さい。

■パネル表示
「運転」入/切・「加湿」入/切、さらに「風量」「加湿」の運転モードが変更、「切りタイマー」などかシンプルに配置されています。また、お手入れが必要になると、ランプが点灯→点滅し、何のお手入れをしなくてはならないかが分かり、安心です。操作パネルは内部構造とは対照的に分かり易く、したいことが直感的に分かる表示となっています。

■風量について
風量の設定は空清の風量は7段階。基本「自動」がおすすめです。室内の状況に応じて、機会が判断してくれるので、大半はこのモードでカバーできるでしょう。

しかし、臭いが気になる時や来客直前などに、「ターボ」運転をしたいと思うことがあります。もちろん、その時は風量のモードを変えれば良いのですが、ずっとそのモードで運転し続けるので、また元に戻さなくてはなりません。一定時間「強力清浄&脱臭」して元の運転モードに戻る機能が欲しいと感じました。

■加湿について
加湿は3段階に変更可能。最近は、加湿の設定に「のどはだ加湿」がありますが、これは室温が20℃以下の場合、湿度70%を目標とし空気中の水分量をキープする機能です。確かに、同じ湿度60%でも、温度が高い時と低い時では、空気中に含まれている水分量は、室温が低い方が減るため、冬場は乾燥すると感じます。

最近はこの機能が搭載されている機器が増えていますが、湿度が高いことは結露と表裏一体です。70%で加湿をすると、明け方に結露が発生しやすくなる可能性もありますので、状況に応じて使うのがベストです。

■給水タンク
盾のような持ち手が付いた給水タンク。持ちやすいのですが、満水時は重くて女性には厳しい重さ。

盾のような持ち手が付いた給水タンク。持ちやすいのですが、満水時は重くて女性には厳しい重さ。

加湿用の給水タンクは、全面パネル内部に格納されています。給水タンクの取り外しはし易いのですが、前面パネルを外さないと取り外せ無いのが、やや面倒と感じます。

形状は薄型で、前面パネルを一回り小さくしたサイズのため、高さがあります。そのため、給水時に蛇口の下に入り難いのが難点。また、中央に盾のような持ち手部分をつくり、持ち運びし易い工夫はされていますが、満水にした時に女性の腕力でかなり重いと感じます。もう少しコンパクトなタンクでセットしやすいと良かったなぁ~と感じました。

■お手入れ
お手入れが必要になるのは、以下のとおり。
(1)給水タンク:給水のたびに水ですすぐ
(2)プレフィルター:2週間に1度、掃除機や水洗い
(3)ユニット1(プラズマイオン化部分):つけおき
(4)ユニット2(ストリーマユニット):つけおき
(5)空清フィルター:交換(※2年に1度が目安)
(6)脱臭触媒ユニット:掃除機
(7)加湿フィルター:1ヶ月に1度つけおき
(8)加湿トレー:1ヶ月に1度つけおき

パーツが多い分どうしても手間が必要にはなるのは覚悟です。お手入れお知らせボタンは「給水・ユニット1・ユニット2・加湿フィルター・空清フィルター」の5つあり、点灯したら手入れをすれば良い訳ですが、どれかが点灯した時には、ついでに他のパーツも手入れをしてしまう方が、効率的でしょう。


ガイドの感想

さすがに、集じん力については定評があるダイキン。集じんをメインと考えている方には、満足できる一台だと感じます。脱臭については、より広範囲をカバーするという意味では、放出型の方が効果が高いと感じるかもしれませんが、タバコなど煙と一緒にニオイが発生するものであれば、その煙を強力に吸い込んでくれるので効果的だと感じます。どのような脱臭効果を求めているかで、判断すると良いでしょう。

また、性能を維持するために、構造が複雑になっているのが気になるところ。構造の複雑さを性能の良さとして許容できるのならOKですが、家電を触ることに苦手意識がある人には難しいと感じるレベルです。購入時には、店頭で内部を分解してみることをおすすめします。

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