定年後に乗りたい運転しやすいコンパクト(3ページ目)

猫科の走りと顔で魅了する

プジョー史上に大いなる足跡を残すベストセラーカーとなった206。その後継車であるプジョー・207が今年3月に日本に導入されます

1998年に誕生した206は、世界的な大ヒットモデル。その吊り目のキャッチーなデザインが評判を呼び、日本でも記録的な販売台数を残しています。その後継車種となる207が、日本に3月下旬に導入される予定（電動メタルトップを備えたCCモデルは、それよりさらに遅れて登場予定）。猫科の動物を彷彿させるキャッチーなデザインはそのままに、走りと質感を高めて生まれ変わったというから、再び熱い注目を集めること必至なのです。

人生に新鮮な味付けを

大ヒットモデルとなった206の後を継ぐ新型ハッチ、207。顔付きが一段とワイルドになりました

206に比べて、一回ボディサイズも大きくなっています。顔も新世代プジョーファミリー同様、大きな口を開けて一段とワイルドな印象になりました。でも、一方でぱっと見の印象はまごうことなき206の延長線。ツルンと回り込んだようなラウンドフォルムの造形は、街行く人の目を一気に惹き付ける愛嬌抜群です。室内デザインも基本的にはキープコンセプトですが、質感をぐっと向上。さらに嬉しい進化といえば、心臓に積んだBMW／PSA共同開発の1.6リッター直噴ターボエンジン。より扱いやすく燃費も向上した上、一段と熟成した「猫足」と組み合わされて、満足度の高い走りを作り出してくれます。フランス車ならではのドライビングフィールと、粋なデザインセンスを堪能できる207。ライフスタイルの新鮮な味付けに一役買ってくれそうなクルマです。

さて、最後は日本生まれのファン・トゥ・ドライブなクルマの登場です。