輸入車/注目の輸入車試乗レポート

ダイハツがミュージアムをオープン(2ページ目)

1907年の創立以来数々の革新的なスモールカーを生み出し続けてきたダイハツが、その100周年を記念してミュージアムを開館。一般公開に先立って、その中を早速覗いてみましょう。

三代 やよい

執筆者:三代 やよい

車ガイド


クルマの世界を作って遊んで体感できる

ヒューモテック・スクエア
未来のクルマを運転できるシュミレータがあったり、プレス加工が体感できるコーナーがあったりと、まさに体を使ってクルマを学べるスペース。

「楽しみながら学ぶことのできる施設」というテーマの通り、体験型展示が中心になっているのがこの施設の特徴。4階の『Humo Tech. Square(ヒューモテック・スクエア)』には、様々な体験装置やシアターが用意されています。『ヒューモテック・ラボ』では、2057年を予想したムービーを紹介。燃料電池車やクリーンエネルギーで稼動する工場、リユースで生まれ変わるクルマなど50年後のクルマ世界がどんな風になっているかの未来予想図を映像で見ることができます。さらに、同じく2057年の「未来のクルマ」を運転することができるシミュレータマシンも用意されています。クルマに使われている材料とその産出国が分かりやすく並べられているなど、地球の資源や環境問題について考えさせられるコーナーも大変興味深いところ。これからのクルマ社会に生きていくお子様達に是非見ていただきたい展示のひとつです。


子供よりも大人の方が夢中に?!

ロボット
生産ラインでみかけるあのロボットも、自分で動かしてみることができます。
「モノ作り」を体験できるコーナーは、子供ならずとも大人でも(むしろ大人の方が?!)愉しむことができます。たとえば生産ラインで活躍するロボットを自分で動かしてみたり、手のひらサイズのアルミ板をプレス加工してみることまでできちゃうんです。風洞試験を体感できるスペースでは、どんな形状のものが空気抵抗を減らすのか実験可能。時間を忘れて夢中になってしまうことうけあいです。他にも福祉車両を操作できたり、カットボディからクルマの構造を見ることができたりと、あらゆる側面から自動車というものを楽しみながら学ぶことができます。過去から未来、材料から生産、加工まで。クルマをとりまく環境というものがいかに壮大なものなのかを改めて教えてくれる『Humobility World(ヒューモビリティ ワールド)』に行けば、またいつもとは違った視点でクルマを見られるようになるかもしれませんよ。



ダイハツ史料展示館『Humobility World(ヒューモビリティ ワールド)』概要

所在地:大阪府池田市ダイハツ町1-1
開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週土曜日・日曜日、ゴールデンウィーク、夏期連休、年末年始
料金:無料

※一般の方への公開は8月頃以降。見学の申し込み方法などについては公式ホームページをご参照下さい。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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