隙のない仕上がり
ワイド感十分のダッシュボード。高級ミニバンにふさわしい質感を手に入れたのが最大のニュースだろう。ナビは中央に配置するオーソドックスなものに。進化した「アラウンドビューモニター」はカーウイングス対応ナビとのセットオプション。ナビやエアコンのハードキーの配置や数も整理されて、先代よりも洗練されている |
乗り降りが格段に楽に
7人乗りには世界初というトリプルオットマンを採用。助手席、2列目にオットマンを採用しながら、シートバックの中折れ機能により長距離乗車でもリラックスして着座できるという |
サードシートは跳ね上げ式ではなく、背もたれが前に倒れる格納方法を採用。なお、「ハイウェイスター プレミアム」には、電動格納と電動復帰機能を装備している。面倒な跳ね上げ式をやめて、さらにサードシート後方に深さのある荷室スペースを確保したことで、積載性も大幅に高まっている。フル乗車しても上手く積み込めば、旅行バッグを室内に乗せるようなことは減るかも知れない。
走りの印象や細かい使い勝手は次回紹介するが、気になる人はディーラーで試乗すべきだろう。待望の新型エルグランド、全方位隙のないアップデートで買い替える価値は十分にありそうだ。