HONDA(ホンダ)/ホンダの車種情報・試乗レビュー

大きくなった新型ステップワゴン(2ページ目)

ついに4代目となるステップワゴン/ステップワゴン スパーダが登場した。先代から一転ボディを長く、高くして室内をより広くしながら、シートアレンジに磨きをかけている。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

8人乗りだけ

インパネ
メーター、ナビなどの視認性が重要なアッパーと中間にあるトレイ、エアコンなどの操作系を配したロア部分という構成。オプションのナビは、パイオニアから三菱電機製になり、プログレッシブコマンダーを廃してオーソドックスなタッチパネル式に変更
セレナと比べると3ナンバーになるハイウェイスターよりももちろん小さいが、ノーマルグレードと比べると10mm長く、25mm低い。長さはほとんど同じだが低床化技術で高さを抑えつつ、1395mmという室内高を得ている。これは広さが自慢のセレナの室内高1355mmよりも高い。2-3列目の主役である子どもで、小学校5年生が立ったまま移動できることが、1355mmの根拠だそうだ。

2-3列目の格納も自慢

2列目シート
セカンドシートは車内からはリクライニングレバー、3列目からはシート後部にあるストラップを引くことで、ワンアクションでタンブルする。チップアップ&スライド機構はオプション
3列目シートが床下に簡単に格納できるのも新型ステップワゴンの自慢だ。背もたれを倒して座面と一緒に反転させるだけ。2列目をタンブル、3列目を格納すると引越ができそうなくらい広い。フラットなフロアと四角い荷室は確かに使い勝手がよさそうだ。しかも床が低いので、自転車など大きかったり、思ったりする趣味のアイテムも容易に乗せ降ろしできそうだ。

試乗記を含めた詳細は次回に譲る。限られた速度であったが、走りの面でも大きくなったネガは感じられず、静粛性や乗り心地の面も進化の一端がうかがえた。圧倒的な広さとユーティリティの高さ、そしてホンダらしい爽快な走り。中身を冷静に見れば、セレナもノア/ヴォクシーも現行型では太刀打ちできないレベルまで到達している。

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