VOLVO(ボルボ)/ボルボ

新生ボルボXC60の秘密兵器

ボルボ期待の新型XC60がついに日本上陸を果たした。低速時のオートブレーキ機能を搭載し、競争の激しいミドルクラスSUVに参入する。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

これなら日本でもOK

フロントビュー
直列6気筒3.0Lエンジンをターボで過給し、285ps/40.8kg-mのスペックを得る。10・15モード燃費は7.8km/L。価格は599万9000円。スリーサイズは全長4625×全幅1890×全高1715mm。アウディQ5などライバルは多い
XC90の弟分であるXC60が日本デビューした。正式名称はXC60 T6 SE AWD。つまり、4WDのみの1グレード展開になる。

ボルボには、XC90とワゴンであるV70ベースのクロスオーバー、XC70の2台のSUVがあるが、アウディQ5やメルセデスGLKクラスといったクラスが空席だった。XC60は日本だけでなく、世界中でボルボが期待する新生SUVであるはずだ。

決して小さくはないが、XC90のように狭い住宅街で扱いに困るほど巨体ではない。いまの日本なら許容範囲といえる。

ボルボらしく高い安全性が自慢

リヤビュー
ボルボにしては十分に「攻めた」デザイン。力強さだけでなく複雑な線で描かれたフォルムには、クーペの流麗さも採りいれられている。前後ランプにはLEDを採用する
XC60の魅力は、流麗なスタイルと大きすぎないボディサイズだけでなく、ボルボらしい洗練されたインテリア、そしてライバルをリードする安全性にある。ボディの堅牢さはもちろん、今回の見どころは「低速用追突回避・軽減オートブレーキシステム」を採用した点だ。
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