大型化の恩恵明らか
ボディサイズがおおきくなったぶん、横方向を中心に広くなった荷室。トノカバーはもちろん全車標準で、カーゴサイドフックも備わる |
荷室はフル乗車時でも不足なさそうだが、6:4分割の後席を倒せばさらに拡大できる。容量も先代比で68L増の520Lを確保している。
乗降性も向上
CVTのリニアトロニックは、チェーン式を採用し、燃費向上とリニアな加速感を両立。SIドライブは全車標準だ |
新型レガシィ・アウトバックは、7人乗りのエクシーガ同様に走りも車内も、全方位隙のない仕上がりなのは事実。世界の競合を向こうに回して胸を張れる仕上がりだ。しかし大きく立派になった新型アウトバックは、引っ張られてユーザーの年齢が上がると、ゼロ・クラウンのようにいつか大がかりな若返りが必要な時が来る気がする。スバルらしいクルマの基本性能の高さや技術的なこだわりに、北米重視とはいえ商売感覚が加わったのは、時代の流れからすれば当然とも理解はできる。でもボディも排気量も新型のサイズ感が限界だろう。もうガレージに入らなくなった常連様に、販売現場はどう対応するのだろうか?
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