サスペンションの仕様変更

フロントビュー
2.0LのNAが199万5000円~269万3250円。ターボが257万2500円~289万2750円。今回の変更ではサイズやデザインに変更はなく、全長4560×全幅1780×全高1675mm
スバルのミドルサイズSUVであるフォレスターが、小幅なマイナーチェンジを実施した。今回試乗したのは2.0LのNAで、中間グレードのXS。

今回のメニューは、文字どおり一部改良らしく小幅に収まっているが、足に手を入れている点が走りにこだわるスバルらしいところ。フロントのバネレート、減衰力ともにアップ。リヤはいじっていないようだが、フロントの調整に合わせて前後のバランスは取っているはずだ。

乗り心地が大きく改善

リヤビュー
リヤフォグランプを全グレードに採用。現行型になり先代よりもサイズアップし、とくに全幅は狭い住宅路では意外と気を使うが、街中で使いやすいサイズになんとか収まっている
2007年12月に登場した現行フォレスターの弱点は、乗り心地の上質さという点で同じスバルのエクシーガと比較しても明らかに及ばない点だった。クラスもタイプも異なるので単純比較は意味をなさないが、エクシーガが以前のスバルよりも乗り心地方向に振っていながら、ハンドリングも良好という高いバランスを獲得しているのに対し、もう少し物足りなさを覚えたのを記憶している。

今回サスペンションに手を加えることで、前輪がよりしなやかに動き、衝撃を巧みに吸収しているのが分かる。ボディに揺れが伝わっても収まりが速く、よりフラットな姿勢を保つので、乗り心地は格段にアップした印象だ。ハンドリングとの両立も実現しており、毎日乗っても疲れず、ときに飛ばしても楽しめるのは朗報だろう。

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