増した上質感、高級感

インパネ
ユーザーの感性にも訴えかける品質や使い勝手を専門部門が請け負うことで、日産車のクオリティの向上を目指すのが今後の目標だという。新型ムラーノもその例に漏れず、見た目、触感ともに高級車の基準に達している
初代はスポーティイメージが分かりやすく演出されていたため、比較すると個性が薄まったようにも思えるが、大人のSUVにふさわしいクオリティは細部の仕上がりまで含めて、ソツなく仕上がっている。あえて課題を挙げれば、純正カーナビの操作ボタンの多さ、あるいはインターフェイスそのものの「センス」だろうか。ホンダのプログレッシブコマンダーやBMW、アウディ、メルセデスなどもまだ試行錯誤に思えるし、誰もが使いやすくてしかもセンスのいいデザインを備えているものは見あたらない。

前席に座るとシートの大きさに感心させられる。快適な座り心地で、その印象は後席に移っても変わらない。1列目の頭上にはコブシ1つと手のひら1枚くらい、後席は膝前にコブシ2個半、頭上に1個強のスペースが残る。180cm級が4人座ってもロングドライブを十分楽しめるはずだ。

ラゲッジ分割機構付き

荷室
大きな荷物も、小さな荷物や濡れた物は、分割式のラゲッジボックスを使えば収納可能。リモコンオートバックドアをメーカーオプションで用意
また、ラゲッジスペースはワゴン的な空間で、大人4名で1泊2日のドライブでも不足はないはず。しかし、地面からの高さを感じさせるので、大きな荷物はそれなりに積み上げる感覚が強いだろう。使いやすそうなのが、ラゲッジのフロアを分割して使えるネット付きの分割機構。ボタンを押すとボードが上に跳ね上がり、樹脂製のボックスは取り外せるネットで4分割できる。樹脂製などで濡れた荷物なども安心して置ける。


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