輸入車/注目の輸入車試乗レポート

先入観を超えた新生エスケープの実力

フェイスリフト、ビッグマイナーチェンジを果たしたフォード・エスケープ。決して小さなサイズではないが取り回しがしやすく、荷室も広く効果的に使える。大きくなる一方のSUVにあって見逃せない実力派だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド


フェイスリフトでスッキリ

フロントビュー
全長4480×全幅1845×全高1755mmというボディサイズはCR-V、RAV4に比較的近いサイズ。価格は2.3Lが255万円、3.0Lが325万円
今年のバレンタインデーにリリースされたばかりの新型エスケープ。フェイスリフトにより、シンプルだが力強さを感じさせるスタイルに変身し、使うほどに「なるほどバーゲンといえるプライスタグをぶら下げる」と感じ入った。試乗したのは157ps/20.4kg-mの2.3L。実用エンジンと居住性、パッケージを備えており、知名度以上の実力を備えている。

上質感を増したマスク

リヤビュー
力強いフェンダーアーチがアクセントになっている。リヤバンパー、テールゲートの形状を変更。テールランプはLEDに、16インチホイールも新意匠に
今回はビッグマイナーチェンジで、上品にまとまってしまってなんだか無国籍というか、日本車っぽいと思えたのだが、巨大なSUVや高級セダンが幅を利かせるパーキングに停めるとカッコよく見える。エクスプローラーのようにいかにもアメリカンという強烈なキャラでなくても、街に溢れる隣のSUVよりもなんだかこだわりをもってクルマ選びをしているように映るのではないだろうか。

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