モータースポーツ/その他のモータースポーツ関連情報

鈴鹿8耐に懸ける各チームの動向をチェック(2ページ目)

メーカーVSプライベーターの白熱した耐久バトルが展開される『コカコーラゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース』。参戦発表会を中心に各メーカー、各陣営の動向をレポートします。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

注目のワークスホンダは2台で異なるタイヤを使用!

DREAM Honda Racingのカルロス・チェカ。清成龍一・徳留和樹と組む。
【写真:辻野ヒロシ】
ここ2年連続で優勝から遠ざかっているホンダワークスチームは全日本ロードレースと同じく二輪販売店との共同チーム「DREAM Honda Racing」として参戦します。今年は昨年までと異なり、スポット参戦チームも3人のライダーを起用できることになったため、11号車と33号車ともに3人体制で鈴鹿8耐のリベンジに挑みます。

【DREAM Honda Racing】

#11 DREAM Honda Racing Team 11
清成龍一/カルロス・チェカ/徳留和樹
CBR1000RR / BS

#33 DREAM Honda Racing Team 33
ジョナサン・レイ /レオン・ハスラム /手島雄介
CBR1000RR / DL


(※5/31時点の暫定エントリーリストから抜粋)

カルロス・チェカ
【写真提供:MOBILITYLAND】
スーパーバイク世界選手権でチームメイト同士でもあるベテランのチェカと日本期待の清成の組み合わせは非常に楽しみ。新型CBRの熟成が進んできているのでヨシムラと見ごたえある勝負を展開してくれるでしょう。

またホンダワークスの特徴は全日本同様に2台でタイヤが異なるということです。ホンダワークス御用達のミシュランが日本でのワークス活動から撤退したために、今年はブリヂストンとダンロップの2メーカーのタイヤを履くことに。ドライ路面の長距離戦ではブリヂストン優位ですが、天候が荒れるとダンロップにも勝機あり。2メーカーの開発競争は本番に向け、激化するでしょう。
ホンダワークスのチーム体制については今後、プライベートテストでの走行結果を吟味し、体制が変更されることが恒例となっているので、また鈴鹿8耐の直前に改めて特集します。

次のページではホンダ系プライベートチームの体制をチェックします。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます