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POKKA1000kmは歴史に残る名勝負!(2ページ目)

SUPER GT第6戦『第36回インターナショナルポッカ1000km』の決勝レースはハプニング続出、トラブル・クラッシュ頻発!SUPER GTの歴史の中で最大の名勝負に観客が酔いしれた。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

スタートから2時間はトップグループに異常事態が多発!

序盤をリードしたYellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
(セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)

GT500、GT300ともにスタートではほとんど順位が変わらなかった。しかし、GT500で接触が発生し、#35 BANDAI 00 DUNLOP SC430(ダンブレック)がストップ。そのままリタイアとなった。

レースはソフトめのタイヤを装着している#3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z(フィリップ)がリードし、逃げの体制を築いていく。しかし、あまりの暑さにソフトタイヤの効果が得られず、すぐに後続のマシンが追いついてきた。
開幕戦のウイナー、ZENT CERUMO SC430(立川祐路/高木虎之介)

ペースをあげて順位を上げてきたのが#38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路)。8周目には#3 YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Zをかわしてトップに立った。ここからGT500の上位陣に様々なトラブル&接触などアクシデントが続出していく。

●#12カルソニックIMPUL Zがピット作業の給油時に出火!
●#32 EPSON NSXはGT300マシンと接触し、ペナルティ
●#24 KONDO Z と#39 DENSO SARD SCがストレートで接触
●#38 ZENT CERUMO SC トップ快走中にタイヤにダメージ 首位陥落
●#25 ECLIPSE ADVAN Z 3番手走行中にタイヤバースト→リタイア

このように上位陣が次々に崩れて、レースは全く目が離せない状態になった。この時点でまだレースの1/4を終わったところ。レース序盤からサバイバルバトルの様相を呈してきた。

次のページでは息詰まるGT500のトップ争いをレポート!
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