走り始めは違和感なし
予約開始から2ヶ月で、本年度の販売予定台数6000台に達した日産リーフ。今年12月より発売予定となっている |
年内の発売が予定されている日産の電気自動車『リーフ』の最終試作モデルに試乗したのでレポートしてみたい(試乗車は左ハンドルのヨーロッパ仕様)。ガイドも予約を入れているので大いに楽しみである。試乗できる距離は短いテストコースを2周ながら、速度等の制約もなかったので存分に味見出来た。
スタートの手順は簡単。ボタンを押すと、インパネに様々なランプが付き(スターティングセレモニーといった感じ)、全て終わるとスタンバイ状態になる。後は普通のガソリン車の如くDレンジをセレクトしてアクセル踏むだけ。遊園地の電動遊具の大人版だと思えばいい。
自然な加速感は設定によるもの。電車をイメージしてもらえば早いが、もともとモーターは走り始めから大きなトルクを発揮する |
アクセルを踏む量による加速感は普通のクルマと全く同じ。これといった違和感無し。というか、そういった方向に設定してある。モーターはエンジンと違いホンの少し踏んだだけで大きなトルクを出すことが出来るので、逆に自然な乗り味を出すのは難しかったりする。
絶対的な加速感は2リッターエンジンと同等。もう少し正確に書くと、スタートから40km/hくらいまでのトルク感は2.5リッターエンジン並。40~100km/hが2リッター並。それ以上になると1.8リッターエンジンという感じ。街中で使っている限り、ストレスは無いと思う。