クルマ好きすら納得

パッソセッテインテリア
3列シートながら、価格は149万円~(パッソセッテ)とリーズナブル。普段の足として使いつつ、イザというときに7人乗れる

ボディがガッシリ作られているため、路面のデコボコはサスペンションだけでキチンと受けとめてしまう。大きめの突起を乗り越えたって「ぶるるん!」というボディまで揺れるような安っぽさ無し。

高速道路も走ってみたのだけれど、追い越し車線の速い流れに乗って走ったって安定している。私のようなヒネたクルマ好きすら十分納得してしまう。コーナリング性能だって高く、むしろ「優れている」と考えます。

パッソセッテインテリア
一見するとシンプルなデザインだが、豊富な収納スペースを用意。また、インストルメントパネルの両サイドを前方に出すことによって、室内の広々とした印象を高めている

試乗会のベースに戻ってトヨタの関与を問うてみたところ、意外なことにサスペンションの味付けや衝突安全についての考え方まで含め、前述の通り100%ダイハツの開発なんだとか。

また、普通のブーン/パッソと名前が同じだけで車体の共通性は“ほぼ”無いそうな。というか間もなくデビューする新型ブーン/パッソに近いのだという。「ダイハツじゃ厳しい」という認識、間違ってました。

こんな具合で専門家である私でさえダイハツのイメージは薄い。ユーザーがトヨタブランドを選ぶのも無理ないか。一番辛いの、正当な評価をしてもらえないダイハツの技術者かもしれません。

ライバルはトヨタ・シエンタとホンダ・フリード。対シエンタについちゃルミナス/セッテ圧倒的優勢。フリードと迷ったなら3列目シートの広さで決めればよろしい。もちろん広さを重視するならフリードです。


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撮影:尾形和美・カーセンサー
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