SUBARU(スバル)/インプレッサ

新型インプレッサは賛否両論!?(2ページ目)

新型インプレッサが発表された。3ナンバーサイズとなり、デザインも大きく変化をとげた。日本が誇るハイパフォーマンスモデルはどのような方向に進むのか? 弟子の永田とともに考えた。

国沢 光宏

国沢 光宏

車 ガイド

各種自動車専門誌で、新車記事とインプレッションを広く深く掘り下げ多数執筆。

スバル車らしく?、スタイルは賛否両論

インプレッサ5ドア フロント
新型インプレッサ・5ドアモデル。海外ニーズを考え、スポーツワゴンに代わり、5ドアハッチバックを投入した

永田:
アメリカ仕様のボディ形式は4ドアセダンと今までのスポーツワゴンの代わりになる5ドアハッチバックの2種類です。

国沢:
アメリカやヨーロッパといった仕向け地のことを考えれば自然なラインナップでしょう。アメリカは4ドアセダンが主流で、ヨーロッパは5ドアハッチバックが売れ筋。2代目までのスポーツワゴンは、ワゴンと言いながらも荷室が狭かったため海外ではニーズが少なかったみたいだから、5ドアハッチバックにしたのは大正解かと。

永田:
スタイルそのものなんですが、どう思われますか? 私は正直「カッコ良くないな」という感想です。

国沢:
5ドアに関しては、「ヨーロッパで売られるクルマ」として見ればなかなかいいかなと思うけど。

永田:
確かに私の周りでも「これがインプレッサなの?」という意見もありますが、気に入っている人もそれなりにいます。

国沢:
今回のインプレッサも、スバル車でよくある「見慣れるといい」と感じるデザインなのかもしれない。

永田:
ちょっと卑怯かもしれませんが、スタイルに関しての結論はしばらく先にしたいですね。インテリアはいかがでしょうか?

国沢:
かなりオーソドックスな感じだと思う。でも、同じクラスのライバルに引けを取らない質感は確保している。現行モデルより2ランクくらい上がった感じ。

次ページでは機能面の解説。

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