エンジンはいいがミッションが…

試乗するとどうか? 搭載されるエンジンは、マツダ御自慢のMZR型2,3リッター。最高出力163馬力で、オデッセイの標準エンジンの2,4リッター160馬力を凌ぐ。Dレンジをセレクトして走り出すと、なかなか軽快。MZRエンジン、やっぱり素性良いと思う。単に軽く回るだけでなく、気持ちの良い音と振動を伴うのだ。BMWのエンジン風と言い換えてもいい。

さすがオデッセイより100kg近く重く、今や時代遅れになりつつある4速タイプのAT(ライバルはCVTか5速AT)ということもあり、絶対的な動力性能からすれば”並”。総合評価すると「加点と減点を勘案すればライバルとイーブン」といったイメージか。

残念ながら試乗場所の関係で(東京の台場周辺だったのでコーナー無し)足回りのチェックは出来ず。ただ最近のマツダ車のことだから、悪くないと思う。乗り心地もヨーロッパ工場産のテネコ製ダンパー使うプレマシーのレベルには届いていないものの、何とか納得できる範囲で乗り心地とハンドリングのバランスを確保している。不満を感じることは無いだろう。

ということで新型MPV、なかなか良い仕上がり。ユーザーがお買い物リストにMPVを挙げてくれれば、高い競争力を持つことだろう。しかしマツダ車、依然として存在感やブランド力が低く、購入対象に上がってこないようだ。安価な価格設定も、強力な値引きをしているオデッセイとの勝負になると、圧倒的な優位性は無い。

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