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巨大な“天窓”で車内に異次元の明るさ! 日産ラフェスタ登場

ラフェスタはリバティの後を引き継ぐ5ナンバー3列シートモデルという位置付け。国産車最大の開口面積(縦1500mm×横800mm)を誇る「パノラミックルーフ」を全車標準装備としたことに注目だ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ライバルはアイシス

アウトドア指向のPLAYFUL(プレイフル)のみルーフレール装着となる。
 乗用車感覚の3列シートモデルで、なおかつ両側スライドドアを持つクルマが欲しいとなると、長い間リバティしか選択肢がなかった。コンパクトクラスならシエンタやモビリオも出たけれど、デザインやボディサイズなど、お父さんにとっては少々積極的になれない部分も多い。事実、リバティというクルマ、ウィッシュやストリームといった同クラスの新型車があるにもかかわらず、指名買いのお客さんもいたほど根強い人気を保っていた。しかし、そんな状況をトヨタが黙って見ているわけもなく、“完全制覇”とばかりにアイシスを投入。クラス唯一の両側スライドドア車というリバティの優位性は一気に崩れ去ってしまった。アイシスに勝てるか?
20Sの車内。明るい空間は清潔感と暖かい雰囲気を漂わせる。
 ラフェスタはリバティの後を引き継ぐ5ナンバー3列シートモデルという位置付け。クルマの土台となるシャーシをルノー・メガーヌと基本部分を共用するグローバルCプラットフォームとした上で、パワーユニットに新開発の2リッターエンジンとCVTを組み合わせて搭載するなど、全てを一新した意欲的なクルマ作りが行われている。最大のセールスポイントは、国産車最大の開口面積(縦1500mm×横800mm)を誇る「パノラミックルーフ」を全車標準装備としたこと。両側スライドドアの次は、車内に圧倒的な明るさと開放感もたらす“天窓”で勝負に出てきたのだ。
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