カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

ダークグレイッシュトーン~ダンディな色

トーン(色調)のミニレッスン第3回目は「ダークグレイッシュ」をテーマにお届けします。メンズにおすすめのダンディな色の配色例を、パーソナルカラーのアドバイスを交えながらご紹介します!

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

記事「ディープトーン~クラシカルな色」「ダークトーン~マニッシュな色」に引き続き、色の基本を身につけるためのミニレッスンをお届けします。

今回のテーマ、ダークグレイッシュトーンは、重厚でがっしりした色。ダンディで味わい深く、渋みのある雰囲気が持ち味です。前回の「ダークトーン」同様に、男性らしさを引き立ててくれる色ですが、女性も上手に活用すれば、”存在感のある美しさ”を引き出してくれるでしょう。


CONTENTS
Page1:トーン(色調)とは?
Page2:ダークグレイッシュトーンの特徴
Page3:タイプ別!おすすめカラーコーディネート 
Page4:日本、フランス、中国の伝統色

トーン(色調)とは?

記事「色の三属性とイメージ」では、色相(色み)、明度(明るさの度合い)、彩度(鮮やかさの度合い)といった色の三属性をご紹介しましたが、日常生活の中では、「明るい、暗い」、「濃い、薄い」、「鮮やかな、くすんだ」というように、色のおおまかな印象を、言葉によって表現するのが一般的です。

「明るい」という言葉には、明度の高さだけでなく、鮮やかさも含まれているのに対して、「薄い」という言葉には、明度の高さと彩度の低さ(色みの少なさ)が表現されています。

このような色の表わし方をトーン(色調)と言います。トーンは、明度と彩度が複合された、色の印象を表わす方法です。


 

 
ダークグレイッシュトーンは、低明度、低彩度に分類されます

ダークグレイッシュトーンは、低明度、低彩度に分類されます

 



トーン分類には様々な系統がありますが、ここでは代表的な12分類をご紹介します。上の図は赤の色相を12種類のトーンに分類したものです。横軸は彩度(鮮やかさの度合い)、縦軸は明度(明るさの度合い)を表わしています。右にいくほど鮮やかに、上にいくほど明るくなります。

トーンを知ると、色の印象をおおまかにとらえることができますし、配色調和を考えたり、パーソナルカラーを活用する手がかりにもなるので、非常に便利です。今回は、ダークグレイッシュトーンをテーマに、活用術をお届けします!

それでは、ダークグレイッシュトーンの特徴を確認しましょう!

 

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