「ルーズソックス」の仕掛け人鴇田章さん
オールアバウトの記事でお洒落なストッキングやタイツのブランドとして紹介してきた「ブロンドール」、初代社長の鴇田章さん(現:エークロッシング プランニングディレクター)は、「ルーズソックス」を発案し日本の女子高生に広めたことで有名です。瞬く間に全国の女性高校生に広がった「ルーズソックス」は96年の新語流行語大賞に選ばれましたね。
![鴇田章さんコレクション]() |
「ルーズソックス」の仕掛け人鴇田章さん |
鴇田さんとアンティークストッキングの出会いは、「ブロンドール」創業から2年たった頃、偶然立ち寄った京都の西洋骨董店で、フランスで約160年前に作られたというエメラルドグリーンのシルクストッキングを見つけたときから始まりました。
![鴇田章さんコレクション]() |
京都の骨董店で見つけたシルクストッキング サイド麦の穂刺繍ストッキング(19世紀中頃~末期・フランス) |
「今の靴下は一足数百円で売られ、破れたら捨てられる。こんなにキレイな状態で、現在まで残り続けているなんて・・・」それから集めたアンティークスットキング、今ではコレクションは1000点に上るそうです。現在は長野県の上田市に移り住み、長年の夢だったアンティークストッキングの研究に取り組んでいらっしゃいます。
次のページでは、最初の絹のストッキングの愛用者はヘンリー8世を紹介します!