セレブに愛されるラ・ペルラ(2ページ目)

ため息が出るほど美しいラ・ペルラのランジェリーですが　そのラ・ペルラの創始者アダ・マゾッティについて　息子のマゾッティ会長にインタビューしました。

1954年ボローニャでアダ・マゾッティによって創業されたラ・ペルラ、アダ・マゾッティは　どんな女性だったのでしょう。

ラ・ペルラのルーツ　アダ・マゾッティ

アダ・マゾッティと夫のトニーノ・マゾッティ

ボローニャの貧しい家庭で育ったアダ・マゾッティは　小さい頃からレースで遊ぶことが好きな少女だったそうです。ボローニャは昔からコルセットの産地、彼女は14才で近くのコルセットの見習いとして働きます。もともと器用なアダ・マゾッティは　めきめきと腕を発揮します。　17才になると「金のはさみ」を持っているといわれるほど有名になり　彼女に名指してオーダーが入ってきたそうです。戦前のイタリアには　現在のようにランジェリーメーカーはありませんでしたから　ブルジョア階級の女性は　テーラーで洋服をオーダーするように　下着もオーダーしていたのです。　

ラ・ペルラから伝えたいこと

アルベルト・マゾッティ会長と娘のアンナ・マゾッティ

1936年に結婚したアダ・マゾッティは　戦争が終わるまでの10年間出征した夫に代わって　コルセットのオーダー、食肉店、アイスクリーム店などの事業で家族を支えます。マゾッティ会長は母のことを「芯が強い女性である」といいます。どの事業でも共通していることは・・・
■他にないもの・・オリジナルな商品であること
■完全に満足いくものつくり・・妥協しないこと
■商品に対しての愛・・着てくれるお客様に対しての愛
確かにラ・ペルラのランジェリーは　着ている女性達に　単なるオシャレを満足させてくれるだけでなく　着心地による満足感は　アダ・マゾッティからの愛情を感じさせるランジェリーなのですね。
そして　1954年に本格的にランジェリーメーカー「ラ・ペルラ」を創業し、現在では息子のアルベルト・マゾッティ会長と孫娘のアンナ・マゾッティに引き継がれています。ラ・ペルラのランジェリーは　時代の変化とともに　その時代をリードしている女性達に愛されるランジェリーを提供し続けているのです。

インタビューを終えたマゾッティ会長と私

マゾッティ会長は・・・
日本の女性達が　ファッションと同じようにランジェリーのお洒落を愉しむ時代になった今　ラ・ペルラを通してイタリアの女性のように　生きるよろこびを伝えいきたい・・・ということでした。


2005年秋、株式会社ワコールから新たに発売されるラ・ペルラのランジェリー、世界のセレブ達だけでなく日本のファンも増えそうですね。


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