英語の教材は日本とは違う。
|
英語の読み書き教材をアシスタントのヘルプを得て学んでいる姿。 |
公文式の英語教材がアメリカでそのまま使われているわけではないようです。世界で使われている英語の教材は6種類で、アメリカでは母語教材(いわゆる国語教材と一緒)として使われています。日本は外国語としての英語の教材を使っています。
では、移住してきた子どもたちのための英語教材は何を使っているのか尋ねたところ、アメリカの子どもたちと同じものを使っているそうです。子どもたちの英語の能力をアップさせるためにアシスタントたちが付きっきりで学ばせている姿がありました。
|
プリントをチェックするアシスタント先生たち。教育に興味のある大学生たちが多いそうです。 |
できあがったプリント教材はチェックを受けるためにテーブルに持っていき、きちんと丸を打ってもらっていました。静かに鉛筆を走らせる音だけが聞こえる公文式教室でした。私が訪問した公文式教室のイメージは「静かに鉛筆の音が聞こえるところ」。日本でも、カナダでも、アメリカでもこれは変わりませんね。学ぶ姿は世界共通なのですね。
|
英語を学ぶためのツールはCD。意外にも流行りのパソコン学習などは見られません。地道なスタイルです。 |
学年が高くなるにつれ、自己学習する姿も見られます。右の写真は教室の隅に英語の音声を聞くコーナーが作ってあります。ここで子どもたちは自分で英語のプリントを学んでいます。この教室はスペースが広いのでこのような教室の場所確保ができていました。