子供の英語教育/子供英語関連情報

海外の公文式教室はどんなところ?(2)(2ページ目)

教室の様子。日本との違いは何でしょう。日本発の学習方法に世界中が注目しています。海外の公文式教室を訪問しました。

清水 万里子

清水 万里子

子供英語 ガイド

現在、岡崎女子大学准教授(子ども教育学部子ども教育学科)。児童英語講師、指導歴39年。教育学修士(岐阜大学)。中日新聞「中日こどもウイークリー」英語学習面執筆、学校訪問記事担当(11年間)。2013年4月~2023年3月まで岐阜県可児市「小学校英語コミュニケーション事業」アドバイザー。

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読書に力を入れている


読み書き能力アップの学習は英語だけに限らないようです。カナダの特徴である多言語、多文化社会では2言語を話すことは珍しくないようです。私の知人たちもお互いに英語で会話をしていますが、母語はマンダリン(中国語)だったりフランス語だったりします。

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英語の絵本が棚に並んでいる。読書する絵本を選んで読む子どもたち。子供の英語教育でもおなじみの絵本もズラリ。


お父さんと一緒にやってきた


私が訪問したちょうどこの日、公文式教室に8歳の男の子がやってきました。お父さんと一緒にやってきたので、お父さんから話を聞くと10年前にベトナムから移住してカナダで生まれた子でした。「公文は休みたくない。」という息子にせがまれ連れてきたとのこと。熱を出して体調が悪いのに「絶対に休まない。」と言ってやってきたそうです。

入学して間もないらしく、公文式の先生から、家でのプリント学習の方法を教えてもらっていました。この教室のあるエリアはアジア系の人々が多く移住している地区のようでした。教室外で待っているお母さんたちも英語以外の言葉で話していました。

子供の安全第一。セキュリティが大事


教室の入り口にカギが二つ吊り下げられていました。トイレのカギでした。男性トイレ、女性トイレ用に二つあるというわけです。私も使わせてもらってビル内の共同トイレを拝借しました。なるほどセキュリティは完璧でした。やっぱり子供の安全が第一です。
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